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南極ブリザード「平均風速25メートル毎秒以上、視程100メートル未満」 外出禁止令が発令されるほどの景色がすごい(1/2 ページ)
15秒で南極の過酷さが伝わる。
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南極に滞在する国立極地研究所の63次隊が遭遇したブリザードが、建物のすぐ近くで遭難してしまいそうなほどの勢いで震えてしまいます。
国立極地研究所/NIPR(@kyokuchiken)が、7月7日夜に起きたブリザードを基地内部から撮影した様子を投稿。63次隊初の外出禁止令が発令されたというコメントを添えています。
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隊員が基地の扉を開くと、吹雪いている景色が広がっています。白い粒が飛び回る様子は、まるで洗濯機の中をのぞき込んでいるようにも見える勢い。
ツイートによると、平均風速は25メートル毎秒以上、視程は100メートル未満だといいます。扉の外側には雪の層が作られ、隊員の服装は半袖Tシャツというギャップが、南極の険しい環境を物語っているようです。ブリザードは9日まで続きました。
Twitterには「冷凍庫の内側と外側が逆転した世界」と驚く声、「ブリザードの時は2メートル先の建物も見えなくなるというけど、本当に建物のすぐ側で遭難しかねないというのがわかる」とブリザードの脅威を実感する感想などが寄せられています。
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