もはや芸術！　「にじさんじ」戌亥とこ×トヨタ86“和風”痛車がかっこよすぎる　彼岸花などで地獄をイメージ（1/2 ページ）

　多くのライバーが所属している大手VTuber事務所「にじさんじ」より、戌亥とこを推した和風デザインのトヨタ86痛車をご紹介します。

「にじさんじ」戌亥とこ×トヨタ86

　この痛車のオーナーはNaoki（@Veleno_GT86）さん。イラストは自身で描き下ろしたオリジナルイラストを採用し、ステッカー印刷・施行はアトリエダイヤモンド（@atelier_diamond）、ボディー・マフラー・ディフューザー制作などはroot（@JpnRoot）が手掛けています。

　ベースとなっているのはトヨタ86。デザインは「和」をテーマに妖艶な雰囲気が感じられるビジュアルとなっており、ブラックのボディーに映える彼岸花に卒塔婆を添えた背景で、戌亥とこの「地獄の番犬・ケルベロス」というルーツを表現しています。

　両サイドに貼られた戌亥とこのイラストは、「フォニイ」（作・ツミキ）という楽曲のカバーソングが元ネタとなっており、右側は仮面をつけた姿、左側は仮面を外した姿が描かれています。また、リアフェンダー周辺のパターンにも仮面など、フォニイから着想を得たモチーフがデザインに組み込まれています。

「芸術」として細部までこだわった痛車作り

　普段から趣味でイラストを描いていたというNaokiさん。ある時にふと「自分で描いたイラストを使った痛車は面白そうだ」と思ったことがきっかけで、痛車作りがスタートしたそうです。

　各所のデザインに細かいこだわりが仕込まれており、両サイドのドアを「地獄の門」に見立てて、戌亥とこが「地獄の番犬」であるという表現が込められているなど、世界で1台だけのオリジナリティに溢れた痛車に仕上がりました。

　ラッピングやステッカーは、濃度やツヤの有無など素材の質にもこだわったそうで、中でもリアガラスに採用した積層ステッカーがお気に入りの様子。まるでガラスに切り絵を描いたような立体感のある加工で表現された戌亥とこの姿は、1つのアート作品としても楽しめそうな美しさですね。

　Naokiさんは今後、痛車天国などのイベントに参加する予定で、状況によってはイベント遠征も考えているそうです。

（春山優花里）