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閲覧数は700万超え 週刊コロコロコミックの人気漫画『ぷにるはかわいいスライム』単行本発売 キュートな人型スライムがベタベタ(物理)するラブコメ(1/2 ページ)

アクスタセット「アクリルぷにるランド」付きの特装版も。

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 無料Webコミックサイト「週刊コロコロコミック」の連載漫画、『ぷにるはかわいいスライム』(作:まえだくん)の単行本第1巻が7月28日に発売されました(関連記事12)。価格は通常版が715円、電子版が693円。アクリルスタンドのセットが付属する、1980円の「アクリルぷにるランド付き特装版」もあります。

『ぷにるはかわいいスライム』(通常版)
特装版は表紙のイラストが光るホログラフィック箔押し仕様

 『ぷにるはかわいいスライム』は、公開4カ月で累計閲覧数700万超えを記録した話題作。主人公の河合井(かわいい)コタローが作ったスライム、「ぷにる」に命が宿った奇跡に始まるラブコメものです。

 オーソドックスな児童向け漫画ならば、ぷにるの誕生からそのままコタローとの友情物語が展開されそうなところですが、同作の場合は彼らが仲良く暮らして7年が経ってからが本格的なスタート。最初はペンギン風の見た目だったぷにるは、いつの間にかかわいい人間の姿へ成長しています。スライムゆえに性別はなさそうですが、パッと見は完全に一人称「ぼく」の美少女。

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 そしてコタローももう中学2年生。思春期の真っただ中に、幼いころと同じノリでベタベタしてくるぷにるを迷惑がったり、そのかわいさにドギマギさせられたり――そんな微妙な関係性は見どころの1つです。ときにはくっつきすぎて、ぷにるの体内に取り込まれるアクシデントも……さすがスライム、二重の意味でベタベタ。

 そんな「手作りスライム」の特性を生かした、ぷにるの変身も見もの。洗濯のりとホウ砂水を身体に追加すれば、いろいろとサイズアップして「ちょっと大人なかわいいぼく」になります。さらにグリッターのりを足せば「ギャルかわいいぼく」に、でんぷんのりを足せば「ぴかぴかランドセルのかわいいぼく」にと、添加物次第でスタイルは劇的に変化。なんにせよ「かわいいぼく」なんだな。

特装版付録のアクリルスタンドには、ぷにるの多彩なバリエーションが収録。左から順に、ギャルかわいいぼく、かわいいぼく、溶けたかわいいぼく(と取り込まれたコタロー)、昔のすがたのぼく、ぴかぴかランドセルのかわいいぼく、ちょっと大人なかわいいぼく

 母性が過剰なまでにあふれる3年生、雲母麻美(きららまみ)先輩をはじめ、他の登場人物もくせ者ぞろい。ユニークなキャラクターが巻き起こすドタバタラブコメは、たびたび関連語句がTwitter上でトレンド入りしたり、「次にくるマンガ大賞 2022」Web部門にノミネートされたりと、大きな話題を呼んでいます。

最初は普通に「みんなの憧れ」らしく登場した雲母先輩。のちにものすごい本性が明らかに……

 『ぷにるはかわいいスライム』は、基本的に毎週木曜日更新。単行本の続きも週刊コロコロコミックで読むことができます。

第1話ラストの「ともだちじゃなくなるまでのお話」も気になるところ。友だち以上になるのか、それとも悲しいことに……?
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