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時速584キロ、約6億円!? ブルガリア生まれの電動ハイパーカー「ALIENO UNUM」がエグすぎる 24個のモーターとスラスターを装備

ぶっ飛んでいきそう。

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 ブルガリアの自動車メーカー「ALIENO」が、最高時速584キロという電動ハイパーカー「UNUM」を発表しました。


6億円の電動ハイパーカー「ALIENO UNUM」

 ALIENO UNUMは、2ドア・2シーターのランボルギーニやフェラーリのような重心を低く構えたスタイルで、映画「エイリアン」シリーズに登場するクイーン、映画「バットマン」シリーズに登場したバットモービルなどから着想を得たデザインで、ビデオゲームに登場するボスマシンのようなメカメカしいルックスが特徴です。

 しかし、最大の特徴は見た目ではなく、モーターとスラスターを使った「電気と空気を使った制御システム(The Rocket Successor)」です。全4種類のモデルが用意されるなか、フラッグシップに位置づけられる最高クラスの仕様では各タイヤに6個、計24個のモーターを装備。さらにエクステリアの各所には空気を送り出すスラスターが装備します。

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 最大24個のモーターとスラスターが同時に稼働することによって、最高時速は363マイル(約568キロ)に達するそうです。

 UNUMにはストリート、トラック、レースという3種類のトラフィックモードに対応しているなど、各モデルの詳細も発表されています。しかし、現段階で実車は存在しておらず、実現できるかは未知数。ただ、同社プレスリリースでは設計などの準備は完了しており、2024年から2027年にはロードアウトできるとして予約注文を受け付けています。価格は各モデルごとに設定され、最高クラスの車両価格は300万ユーロ(約4億800万円)から450万ユーロ(約6億12000万円)となっています。

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