「連絡を無視される」「打ち合わせのすっぽかし多数」作者が体調不良に NUUDE連載「影守人のジグとメル」が第2話で連載終了に
編集部も2021年12月、担当編集のスケジュール管理の甘さと度重なる不手際があり、休載が続いていることをTwitterで明かしていました。
東京漫画社NUUDEで連載していた「影守人のジグとメル」が、2022年5月号掲載の2話をもって連載終了となりました。担当者の連絡不備や遅延が改善されず、作者の陽歌れいりさんが体調不良に陥ったことから「私にとっても作品にとってもよくない」と考え、終了を申し入れたとのことです。
陽歌れいりさんが1日、Twitterに投稿した「連載終了に至る主な理由と経緯」によると、(1)連絡が取れず作業が進まない(2)打ち合わせのすっぽかし多数(3)同誌内他作家様の作業進行や掲載状況と比較して、連絡を無視される等ぞんざいな扱いを受けていると感じた―などということがあったそうです。
NUUDE編集部も2021年12月、担当編集のスケジュール管理の甘さと度重なる不手際があり、休載が続いていることをTwitterに投稿し、謝罪しています。
陽歌れいりさんは、以上のような状況が1年ほど続き、「蕁麻疹で眠れなくなる、突発性難聴になる」といった状態にもなったそうです。
状況の改善を担当編集者以外の社員にも数回求めましたが、5月号に掲載された2話の作業過程でも変わらず。陽花れいりさんは、同作品が「NUUDEには必要ないのだ」と改めて感じ、2話も体調を崩しながら描き切ったという状況だったため、「私にとっても作品にとっても良くない」と連載終了を判断したそうです。
なお、6月には担当編集が代わったそうですが、「現担当からの話ですと、その時点で東京漫画社としては過去の問題は解決済みという認識だそうです。どのように解決に至ったのか、私にご説明やご報告は一切ありません」と苦言を呈しています。
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