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木々のすき間から顔を出す巨大なピンクの猫 箱根・彫刻の森美術館でデカくてかわいいインスタレーション展示

約15メートルある迫力のスケール。

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 屋外展示場を持つ美術館として知られる、箱根の「彫刻の森美術館」がピンク色の巨大猫を表現したインスタレーション作品「デコレータークラブ -ピンクの猫の小林さん-」を公開しました。およそ15メートル、でかい……!

「ピンクの猫の小林さん」(画像は彫刻の森美術館Twitterアカウントより)

 ピンクの猫の小林さんは彫刻の森美術館(@hakone_museum)が「それにしてもデカすぎ」と紹介した屋外展示作品。キャラクター調のかわいい猫を、ピンク色で派手な毛並みと巨大なサイズで表現しています。

 大きさは約15メートルもあり、木の背後に姿を潜めていますが、スケールが大きすぎるためはみ出ています。木陰から鑑賞者の様子を伺っているような姿に、愛らしさが漂います。

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「デコレータークラブ ─ピンクの猫の小林さん─」の展示場所
《デコレータークラブ ─ピンクの猫の小さん─》展示イメージ(C)IIKAWA Takehiro

 この展示は、展覧会「飯川雄大 デコレータークラブ 同時に起きる、もしくは遅れて気づく」(2022年7月30日~2023年4月2日)の一環。「デコレータークラブ」は飯川さんが2007年から公開しているシリーズで、世界中の海に生息し擬態する性質を持ったカニの名前(Decorator Crab)に由来しています。展示会では、ピンクの猫の小林さんの他、美術館のさまざまな場所をつないで展開するインスタレーション「0人もしくは1人以上の観客に向けて」を展示します。

飯川雄大《デコレータークラブ ―0人もしくは1人以上の観客に向けて》2022年 展示風景:「感覚の領域 今、『経験する』ということ」国立国際美術館 撮影:飯川雄大
飯川雄大《デコレータークラブ ベリーヘビーバッグ》2010年 展示風景:ヨコハマトリエンナーレ2020「AFTERGLOW―光の破片をつかまえる」 撮影:大塚敬太 写真提供:横浜トリエンナーレ組織委員会
飯川雄大《デコレータークラブ メイクスペース、ユーズスペース》2022年 展示風景:兵庫県立美術館 撮影:飯川雄大
飯川雄大《デコレータークラブ ─ 0人もしくは1人以上の観客に向けて》2021年 展示風景:千葉市美術館 撮影:飯川雄大
飯川雄大さん Photo:KAWATA SATOSHI
彫刻の森美術館

 さらに、小田急沿線に「ピンクの猫の小林さん」の猫探しポスター(7月25日~8月7日)と足跡(7月25日~8月23日)が登場。足跡を辿り、彫刻の森美術館の緑陰広場に隠れてしまった「ピンクの猫の小林さん」を探しに行くストーリーを表現しています。

猫探しポスター

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