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「はぁ…」神戸市のTwitterが突然ため息をついてフォロワーざわつく 何があったのか神戸市に聞いてみた(1/2 ページ)

神戸市だって、そりゃあため息つきたいときくらいあります。

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 神戸市広報の公式Twitterアカウントが突然「はぁ…」とため息をツイートし、Twitterがざわつきました。投稿には「何があった」「ゆっくり休んで」などの声が集まっています。

 神戸市広報は神戸市役所が運営する公式のTwitterアカウント。神戸の市政情報やイベント情報などを投稿する傍ら、美しい景色や動物などもツイートしています。そんな市の公式アカウントが7月26日突然つぶやいた「はぁ…」というため息。どうしたんだ、神戸……!

 これに対し、Twitterでは「頑張りすぎないで」「神戸だって疲れるときあるって」「ゆっくり休んでください」など励ましの声が。また、市がため息をつくという珍しさに「斬新なツイート」と評価する人もいました。

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 翌日には、Twitter民に大人気のナウル共和国政府観光局(公式)もその流れに乗り「はぁ…」とツイート。Twitterは大いなる盛り上がりを見せました。

 一体何があったのか、反響についてはどう思っているのか、編集部は神戸市にインタビューしました。

 


―― 一体、何があったのでしょうか?

神戸市:神戸市広報Twitterでは、「行政アカウントらしい運用」「行政アカウントがすべきでないこと」といったルールを守りつつ、いかにアカウントの独自性を引き出せるか日々試行錯誤しています。

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 最近は、親しみを感じてもらいながらストレスなく市政情報に触れてもらえるように、「中の人」を少しずつ可視化しようと試みていて、その結果「はぁ…」というつぶやきが生まれました。

 神戸市広報Twitterは、市政情報だけでなく「すぐ役に立ちそうにない投稿」も充実させており、「はぁ…」もその一環です。

 神戸市が伝えたいことを伝える前に、市政や施策に直接は関係しない“お楽しみ情報”を多く投稿内容に含ませることで、まずは「神戸市」そのものに関心を持ってもらおうと心がけています。

 市政に関心の少ない方々や日頃行政アカウントから情報を得ない方々の「入口」となるような運用をしていきたいですね。

―― たくさん反響があったことについては、どうお考えですか?

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神戸市: 多くの方に励ましや応援のコメントをいただき、率直にとてもうれしかったです

 「だいじょうぶ?」「わたしも……」など、ユーザーによって共感の内容はさまざまですが、不安や悩みがあるときにこそ、相互に声を掛け合って「無理しないで」「話聞くよ」と伝え合うことは本当に大事だと感じました

 神戸市広報Twitterの運用によって、そうしたゆるやかなユーザー同士のつながりと、お互いを思いやるコミュニケーションが生まれると、とてもうれしいですね。

―― 今、幸せですか?

神戸市: 多くの方に共感いただき「すごく幸せ」です。これからも、より多くの方に神戸市Twitterを見ていただけるように頑張ります。

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 神戸市広報は「はぁ…」というツイートの後、きれいな夕焼けの写真を投稿。その他にも澄んだ空や美しい夜景の写真も多くツイートされているので、仕事や勉強に疲れた人は、それを見て癒されるのもいいかもしれません。

  結局、肝心の「何があったのか」についてはうまくはぐらかされてしまいましたが――何はともあれ、神戸市広報に幸あらんことを祈るばかりです。ファイト!

 

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