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「若い君にはこの絵の作者の考えなんて分からない」→「それ俺の絵」 ギャラリーで知らないおじさんから謎の説教を受けた作者に話を聞いた(1/2 ページ)

どれだけ年を重ねても、謙虚でありたいものです。

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 ギャラリーで絵を鑑賞する知らないおじさんに、作者本人だと気付かれず、謎の説教をされた人が話題です。編集部は、そのときのことについて作者にインタビューしました。

ギャラリーで知らないおじさんに「君はまだ若いから、こういう絵を見たときに作者が何考えてるかわからないだろう?勉強しなさい」って言われたけど、それ俺の絵

(たろべえさんのツイートより)

 

 ツイートを投稿したのは、たろべえ(@tarobee1212)さんこと、真田将太朗さん。真田さんは東京藝術大学に通う美大生で、アクションペインティングの抽象画や緻密に書き込まれた風景画、彫刻などさまざまな作品をSNSで発表しています。

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 ある日、真田さんがギャラリーにいたところ、知らないおじさんが声をかけてきました。おじさんは絵に詳しいのか「君はまだ若いから、こういう絵を見たときに作者が何考えてるか分からないだろう? 勉強しなさい」と説教をしてきたといいます。

 しかし、おじさんが「こういう絵」と例に出した絵は、実は真田さんの作品。ツイートを締める「それ俺の絵」という真田さんのシンプルな一言が、ニヒルな笑いを誘います。

 ツイートは記事執筆時点で3.4万リツイート、23.8万いいねを記録。反響はすさまじく、次の日には「1日で教習所に通えるくらい絵が売れた」そうです。リプライ欄には、似たような体験もいくつか寄せられています。

 編集部では、その当時のことについて真田さんに聞いてみました。


 

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――おじさんが「こういう絵」と言った作品は何という作品ですか。

真田さん:こちらの「from me」という作品です。

「from me」(真田将太朗、2022)
Art Olympia 2022」で入賞まで

――おじさんから声をかけられた後、何と言って反応しましたか?

真田さん:「へぇ~、美術にお詳しいんですね!」と言って流しました。

――「作者が何考えてるか」についておじさんの考えはあっていたのでしょうか?

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真田さん:適当に褒めていたら満足げに去っていったので残念ながらお考えは伺えませんでした……。

 


 

 おじさんの失礼な行動に対しても大人な対応を見せた真田さん。そんな真田さんの作品は、TwitterInstagramで見ることができます。

※作品提供:たろべえさん(Twitter/Instagram

 

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