突然消えてしまったWeb小説、愛し続けていたら―― “コミカライズ担当”になったファンの投稿に大きな反響(1/2 ページ)
愛が実ったステキな出来事。
大好きだったWeb小説を、消えてしまったあとも応援していたら、コミカライズ版を担当することになった――漫画家のこんなSNS投稿が先に注目を集めました。その連載「雨の日と月曜日」が8月14日にLINEマンガでスタートします。
注目を集めたのは漫画家、コマkomaさんが6月に投稿したツイート。10年ほど前、当時授乳中だったコマkomaさんの「乳の出が変わるほど」好きなWeb小説があったといいます。しかし、ある日突然更新が止まり、投稿サイトからも消えてしまいました。
忘れられずにファンアートを何枚も書き、ファンレターも出したコマkomaさん。その後悲しみに暮れたコマkomaさんのもとに作者から、作品を消したことを謝罪するメールが届きます。コマkomaさんが作者に「人生であんなに愛を綴ったことはない、というほど愛を書いた」メールを送ったところ、続きを書いていると教えてくれたのだそうです。
作品が消えてから5年後、続きを読んだコマkomaさんは「涙でモニタがにじんで読めなくなる時がたまにあるほど」うれしかったといいます。さらにそれから5年がたち、「その小説のコミカライズを描いている」ことをコマkomaさんは告知しました(このときは作品名などは伏せられており、8月に公表)。
このツイートは17万件を超えるいいねを集める反響を呼び、「あまりに素敵すぎる。涙が出た」「愛は伝え続けると何かが起こったりするんだな」「こんなふうに思える作品に出会えるのも、そう思ってもらえる作品を生み出すのもステキだなぁ」などのコメントが寄せられました。
コマkomaさんがコミカライズを担当するのはきみねさん原作の「雨の日と月曜日」。図書館で働く女性と、雨の日だけ図書館に訪れる男性の物語です(R18作品)。
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