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スマホがなかった時代の「同人イベントあるある」に共感するオタク続出 「グラデーション便せん」「宛名シール」……懐かしすぎて、ぐはっ(吐血)(1/2 ページ)

独特の文化がありました。

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 グラデーションの同人便せんや、手作りのラミネートカード……昔の同人イベントの「あるある」をまとめたイラストがTwitterに投稿され、8月18日時点で3100件以上の「いいね」を集めて話題となっています。懐かしさに吐血しそう……!

 イラストを投稿したのは、灰音アサナ(@asana1988)さん。「地味姫と黒猫の、円満な婚約破棄」のコミカライズのほか、『レイラの保護者はバンドマン!』『オタクの魂100億まで』などの作品を手がけています。

 コミケも100回目を迎え、同人活動歴が長くなってきた人も少なくないこのごろ。Twitterでも、今と昔のイベントの変化が度々話題になります。アサナさんもその1人。「昔の同人文化」をまとめたイラストには、懐かしくてちょっと小恥ずかしい思い出がつまっています。

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便せん・ラミカ中心(本を出してたら優秀)、魔法の言葉は「WJ中心よろず」……刺さる人にだけ刺さっちゃう懐かしい「あるある」の数々が!

 昔の地方の同人誌即売会イベントでは、同人誌ではなく、オリジナルのグッズを中心としたサークルも少なくありませんでした。アサナさんのイラストでは、そんな懐かしいイベントでよく見たものたちがまとめられています。

 まずは、宣伝&通販用の「ペーパー」。イラストや作者の近況などが書いてあり、サークル前を通りかかる知らない人に配ったものです。究極の内輪遊びとしても使われていたペーパーには、「○○様に捧げます(返品不可)」とオタ友が好きなキャラのイラストを描くのが鉄板。また、通販のために本名や住所が記載されていたことも今では信じられません!


グラデーション、定額小為替、宛名シール……ぐはっ(吐血)

 なぜかはやった「グラデーション便せん」や「宛名シール」も当時を思い出させます。「宛名シール」は、一般的にDMなどに貼られているものと同じもので、主に通販の際に使われていました。当時は通販サイトもなかったため、同人誌を通販で購入するため現金書留よりお得な定額小為替を送り、宛名シールを同封するのが主流だったのです。自分の住所と名前をシールに印刷し、「様」まで記入したものを送ることで、サークルさんの発送の手間を軽減しようという優しさだったのです……!

 ネットやメールがまだ普及していない時代。当然絵文字も誕生しておらず、「ぐはっ(吐血)」など、セルフツッコミで感情を伝えることも。今では考えられませんが、不便なだけ人と人とのやりとりが多く、そこから同人文化は育ってきたのだと思い出させてくれました。

 投稿を見た人からは、「くっそ懐かしい」「この時代に生きていた」の声が。買う側・売る側双方から共感の声が集まり、昔話が盛り上がっています。

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 灰音アサナさんのTwitterアカウント(@asana1988)では、灰音アサナさんが描いた漫画やイラストの他、掲載情報などを発信しています。

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