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Excelを覚えた小学生の「ジャンプ打ち切り漫画」分析に注目 誌上の“掲載順”に着目した漫画愛あふれる自由研究(1/2 ページ)

「打ち切られる漫画は展開が遅い」など、厳しい分析も。

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 小学生がExcelを活用してまとめた、『週刊少年ジャンプ』の打ち切り漫画にまつわる自由研究が、Twitterで注目を集めています。打ち切られる漫画には何が起きているのか、誌面での掲載順に着目して調査した容赦ない分析。

20話前後で終わった漫画の掲載順をまとめたグラフ。その多くは、10周目あたりで巻末のほうに載るという

 札幌暮らし(@sapporolife2021)さんの息子さんが、好きな作品の打ち切りをきっかけに、「どうして漫画は打ち切られるのか」知りたいと始めた自由研究。主に、人気のバロメーターともいわれる、漫画の掲載順(本の中で何番目に載るか)をExcelでグラフ化しています。その結果、「20話前後で終わった漫画は10週目あたりで巻末のあたりをさまよい出す」といった、シビアな現象がくっきり可視化。

 「打ち切られる漫画は展開が遅い傾向がある」といった、内容に踏み込んだページも。「いつまでも最初の村から出なかったり、だらだらと同じ展開が続くと読む気をなくしてしまうことがあります」など、厳しい言葉でつづっています。

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 息子さんは、作品の存続に大きく影響するといわれる読者アンケートはがきで「何を問われているか」も分析。レポートを「打ち切り漫画でも面白い作品もあるので単行本買って」「推しの順位が低くなってきたら(本の後ろのほうに載り出したら)はがき出して」と締めくくったそうです。漫画愛あっての厳しさだった……。

 Twitterでは「子どもだからこそできる、忖度(そんたく)のない鋭い切り口」「Excelさえ教わればできるというものでない、すばらしい研究」と好評。反響を受けて、息子さんは「人気漫画だけでなく、掲載作品全部読んでほしいです」と語っているそうです。

画像提供:札幌暮らし(@sapporolife2021)さん

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