生まれつき前足のない子犬が親友に出会うまで…… 足の不自由なワンコとの友情に心があたたまる【米】(1/2 ページ)
全力で遊ぶ姿がかわいい。
前足のない子犬が親友に出会うまでの過程が、米・テキサス州ロックウォールで撮影され、YouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で149万回再生を突破。「愛情あふれる家に迎えられて本当によかった」や「涙が出るほど嬉しい」などのコメントが寄せられました。
フワフワした白い毛と垂れた耳がかわいいワンコの名前は「IHOP」(アイホップ)。生まれつき前足がなく、きょうだいの中で一番小さい子犬でした。そんなアイホップを、元飼い主は安楽死させようとしていました。しかしその前に動物保護団体「The PAWerful Rescue」に連絡したことで、彼らが引き取ることになったのです。
アイホップはとても元気で、2本の後ろ足を上手に使ってぬいぐるみで遊ぶ姿を見せています。そんな遊び好きなアイホップを見た「The PAWerful Rescue」のスタッフ(以下、飼い主さん)は、アイホップにはワンコの友達が必要だと考えました。しかし2本足ではまだできないこともあり、アイホップの友達探しは難航します。うまく遊べないと、アイホップの自尊心を傷つけるのではないかと飼い主さんは心配します。
そんなとき飼い主さんは「足が不自由なグレートデンがいる」と連絡を受けました。名前は「Waffles」(ワッフルズ)です。飼い主さんは2匹を会わせてみたものの、最初は「アイホップより何倍も大きいワッフルズとアイホップが遊ぶなんて期待していなかった」と言います。
しかし2匹は飼い主さんの予想に反してすぐ仲良くなり、「しばらく連絡を取っていなかった親友に出会ったようだった」「アイホップはワッフルズを見て、同じスペシャルな境遇で生まれてきたワンコなのだと直感しているようだった」と飼い主さんは当時を振り返ります。
その後、ワッフルズは車いすを手に入れました。最初は怖がりながらも車いすに慣れていったワッフルズは、アイホップを追いかけられるくらいにまでなりました。アイホップも元気に走る姿を見せています。親友同士になった2匹の楽しそうなやりとりに心があたたまる動画でした。
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