ニコニコ、月額330円でクリエイターを応援する新機能発表　作品ではなく個人への継続的な応援が可能に（1/2 ページ）

　ドワンゴは10月6日から、ニコニコの新機能「クリエイターサポート」を開始します。月額330円で好きなクリエイターのサポーターとなり、継続的に活動を応援できます。

　クリエイター個人への応援ができる機能で、クリエイター側はサポーター人数に応じた奨励金を得られます。ユーザーレベル18以上のクリエイターが利用可能で（※）、自動でサポーターの受付が開始されます。

※ニコニコ内で、約60人のプレミアム会員にフォローされるとユーザーレベルが18になります（基準は変動あり）

　なお、同じくクリエイターが収入を得る手段として2011年に開始した「クリエイター奨励プログラム」では、作品の視聴数・コメント数・ギフト額などに応じた奨励金のみでした。また、対象となった個人ユーザーがニコニコチャンネルを開設できるサービス「ユーザーチャンネル」では、有料会員への対価としてコンテンツを制作・投稿し続ける必要がありました。

　今回のクリエイターサポート機能では、投稿／配信実績さえあれば追加のコンテンツなどは必要なく、ファンからの“作品”ではなく“個人”への継続的な応援を受けられます。

　サポーターとなったユーザーには、登録した順に若い番号のナンバーが入った「サポーターカード」が発行されます。その他、コンテンツ視聴数やコメント投稿数が“応援実績”として記録され、確認することができます。

　ちなみに現在活動していないクリエイターでも、過去に投稿／配信実績があり、上記の条件を満たしていればサポートできます。クリエイター側が機能を利用しない場合は事前に設定が必要で、こちらの変更は9月1日から可能。

　詳細はニコニコの特設ページから確認できます。10月7日配信の「ミュージック超会議直前特番＆ニコニコ新機能発表会」でも、クリエイターサポートを含めたニコニコの機能が紹介される予定です。