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コナミ、「桃太郎電鉄 教育版」を教育機関に無償提供へ 貧乏神などケンカになりうる要素は省いて授業用に調整

学校で導入しやすいよう、ブラウザゲームとして開発。地理情報の表示など、授業に役立つ機能も追加されています。

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 コナミデジタルエンタテインメントが今冬(2023年)より、「桃太郎電鉄 教育版」を学校などの教育期間に無償提供すると発表しました。昔から「地理の勉強になる」と言われてきたゲームが、とうとう本当の教材に。

授業中に桃鉄を通じて地理を学べる日が来ようとは

 桃鉄はプレイヤーが鉄道会社の社長となって日本全国を巡るボードゲーム。地方色あふれる物件を買い集めて資産額日本一を目指すゲーム性には、「地理や経済に興味を持つきっかけとなった」との声も多く、同社はそれに応えて教育版の開発を始めたといいます。

 学校のPCやタブレットでプレイできるよう、形式はブラウザゲームに。班構成やプレイ時間などをコントロールできる、教員用の管理ツールも提供されます。

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 到着した駅周辺の地理情報を表示するなど、学習に役立つ機能も搭載。授業時間内にゲームを終えられるよう、マップを一部地方に限定するモードも用意されています。

本物の地図データも参照できる
北海道から九州・沖縄まで、7地方のいずれかに限定したプレイが可能。授業の単元と合わせやすそう

 なお、「誰かを指定して攻撃カードを使用する」といった、生徒間のトラブルへ発展しうる要素は排除。プレイヤーの足を引っ張る「貧乏神」も省くなど、資金が激しく変動しないようにゲームバランスを調整しているとのことです。

 

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