矢沢永吉、台風14号が上陸予定の福岡で公演決行　「ご自身の判断で必ず安全を確保できる方、帰路につける方のみご来場ください」（1/2 ページ）

　歌手・矢沢永吉さんの公式サイトが9月18日に更新。同日に予定されているデビュー50周年記念ツアー「EIKICHI YAZAWA 50th ANNIVERSARY TOUR『MY WAY』」福岡PayPayドーム公演を開催すると発表しました。台風が迫る中での決定に、さまざまな声が上がっています。

　公式サイトでは17日、台風14号が上陸することを考慮し、公演するかどうかの最終判断を18日12時までに行うと報告。

　18日には予定通り公式サイトが更新。「情報を収集したところ、福岡に本格的に上陸するのは18日の夜と確認しております」としながら、「福岡ドームは屋根があり、頑丈に作られた会場であること。雨風が中に入ってこないこと。そして何より『矢沢さん！　中止しないでください！』『開催して下さい！』というお声がものすごい数のメールが届いております」と開催を希望する声が多数寄せられていることから、「福岡PayPayドームのコンサートを決行することに決めました」と開催決定を報告しています。

　また「ご来場いただく方は、ご自身の判断で必ず安全を確保できる方、帰路につける方のみご来場ください」「決してご無理なされず、ご自身で判断してください」と身の安全を最優先してほしいと伝えるとともに、今回不参加となるファンにはチケット代金を返金するとも伝えました。

　ファンからは「どんな決断でせよ、永ちゃんの覚悟を心から応援します！」「サイコーの対応、サイコーのファンサを本当に本当にありがとう!!!」「永ちゃんにしかできない判断ですね。社会的バッシングより、経済的損失より、できるだけ多くのファンと仲間への思いと自分自身の覚悟を大切にする」「永ちゃんのブレない生き方を改めて感じました」と運営の判断を支持する声が多数。

　一方で、「公共交通機関が運休決めた時点で中止がベストかと」「普通の台風じゃありません…特別警報が出る可能性もあります」「ファンの安全をまず考えるべきではないですか」「今からでも遅くない。延期でお願いします」「永ちゃんは大好きで尊敬していますが、この判断は支持できません」と開催を決行する運営を批判する声もあがっています。