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漫画プロアシによる「玄関ドアの歴史」イラストまとめが興味深い 「昭和」「バブル」「現代」でこんなに違うのか!(1/2 ページ)

絵を描く・描かないに関わらず”玄関ドアあるある”的に楽しい。

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 現実的な日本が舞台の漫画であれば、必ず登場するであろう玄関のドア。そんなドアのデザインを「昭和」「バブル」「現代」、それぞれの年代の特徴で描き分けることができるというツイートに注目が集まっています。

「昭和」「バブル」「現代」の玄関ドア。見たことがあるドア、実家のドア、自宅のドアに当てはまる特徴があるのではないでしょうか

 投稿したのはアシスタント背景美塾 MAEDAX派(@haikei_bijuku)さん。「キャラクター並みの個性」を持つという玄関の、年代ごとのちがいや変化を描いています。ライトの形、ドアの様式や装飾など世代ごとの特徴があり、一言で“玄関”と言っても、その世代ならではの個性があることがわかります。

戸建てだけでなくアパートなど集合住宅も。玄関ドアの描写でもリアリティに差が付けられそうですね

 また、「タンポポマット」と呼ばれるドアの前に置くマットや、模様や細工が入った「昭和ガラス」など、昭和特有の雰囲気を醸し出すアイテムも描かれています。MAEDAXさんが「玄関は家の顔」と言うように、イラストを見ていると、描き方の工夫次第で登場人物の家を効果的に演出できるように思えますね。

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玄関ドアの個性についてアツく解説するMAEDAXさん。絵を描かない人でも、聞き入ってしまいそう

 MAEDAXさんは玄関ドアについて動画でも解説。玄関を描き分けることで、おばあちゃんちや実家など、誰の家なのか、いつ頃建てられた家なのかを表すことができるとのこと。また、絵を描く人と読む人とで「祖父母」の世代が「昭和」だったり「バブル」だったりするので、読み手が若い場合、新しい玄関について知っておいた方が良いそうです。

 投稿には「楽しい」「これは興味深いね」「なんか、分かる」などの声が寄せられており、漫画を描く・描かないにかかわらず、玄関ドアの年代ごとの特徴のちがいを見るのは面白いようです。「現代」の大きく縦長になったドアノブについての「あたり判定が大きい」との表現は、「笑った」「確かに」と好評でした。

 また、「我が家は昭和のいちばん上のにそっくりだったなぁ」「うちの実家真ん中の一番上だわw バブリーだったんだw」「うちの玄関はバブル感です、マンションですが真ん中の下のやつ」「ウチの家のドア、一番下の真ん中の左側だ」など、自宅や実家と見比べて“ドアあるある”のように楽しむ人もいました。

 投稿されたイラストは、2015年~2019年に『月間コミックREX』(一迅社)で連載された『MAEDAXの背景萌え!』に載ったもので、2019年に書籍化されています。書籍化にあたっては「イラストマンガ描き方ナビ」でも解説記事が公開されました。

 MAEDAXさんは原宿にある「アシスタント背景美塾」で、漫画背景に特化した教室を開講。オンラインでの講座なども行っています。また、YouTubeでも動画で背景の書き方などを解説しています。

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