「これから乗る区間、混んでる？」　東京メトロアプリの「号車ごとのリアルタイム混雑状況」全路線で利用可能に（1/2 ページ）

　東京地下鉄（東京メトロ）は、公式アプリ「東京メトロmy!アプリ」で新たに南北線の「号車ごとのリアルタイム混雑状況」の配信を開始しました。南北線での配信開始により、東京メトロ全路線での利用が可能になりました。

　号車ごとのリアルタイム混雑状況は、自身が乗る列車の号車ごとの混雑状況や、その後の混雑予想を確認できるサービスです（関連記事）。各駅のホームに設置したデプスカメラと人工知能（AI）を用いた列車混雑計測システムにより、リアルタイムな列車の混雑状況の提供を実現しています。

　アプリから運行中の列車アイコンを選ぶと、号車ごとに実測した直近のリアルタイム混雑状況とその後の車内混雑予測を「座席に座れる程度」「ゆったり立てる程度」「肩が触れあう程度」「かなり混み合っている」の4段階で表示します。

　これまで銀座線、丸ノ内線、東西線、千代田線、有楽町線、副都心線、日比谷線、半蔵門線で情報を配信していましたが、東京メトロ路線で唯一、未配信だった南北線でも配信を開始したことで、東京メトロの全路線でリアルタイムな混雑情報を確認できるようになりました。

（大泉勝彦）