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「愛していると言ってくれ」「アンナチュラル」が韓国でリメイク! 榊役は「私の頭の中の消しゴム」チョン・ウソン

日本版のプロデューサー・貴島誠一郎さんと新井順子さんがコメントを出しています。

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 TBS系で放送された人気ドラマ「愛していると言ってくれ」「アンナチュラル」の韓国リメイクが決定しました。


水野紘子役の常盤さんと榊晃次役の豊川さんの2ショット (C)TBS(画像は過去記事から)

アンナチュラルのメインビジュアル(画像は「アンナチュラル」 公式サイトから)

 「愛していると言ってくれ」は貴島誠一郎さんがプロデュースを、北川悦吏子さんが脚本を担当した、1995年7月期に放送されたラブストーリー。舞台俳優の卵である水野紘子(常盤貴子さん)と、幼少期に聴覚を失った新進青年画家・榊晃次(豊川悦司さん)の切ない恋模様が描かれ、平均視聴率は21.3%、最終話は28.1%を記録(※ビデオリサーチ調べ・関東地区)。2020年に“特別版”まで放送された、色あせない人気作です(関連記事)。

 韓国版で榊役を演じるのは、映画「私の頭の中の消しゴム」(20004年公開)で知られるチョン・ウソン。同作でおよそ10年ぶりのドラマ復帰となります。また水野役は、Netflixでも配信され話題となったドラマ「賢い医師生活」(2020年)で注目を集めたシン・ヒョンビンに決定。制作はスタジオエンニュー社とアーティストスタジオ社の共同で、早ければ年末にクランクインする予定とのことです。

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韓国版「愛していると言ってくれ」榊晃次役のチョン・ウソン(画像提供:アーティストカンパニー、ユボンカンパニー)

韓国版「愛していると言ってくれ」水野紘子役のシン・ヒョンビン(画像提供:アーティストカンパニー、ユボンカンパニー)

 また「アンナチュラル」は2018年1月期のドラマで、新井順子さんがプロデュース、野木亜紀子さんが脚本を担当した“法医学ミステリー”。石原さとみさん演じる法医解剖医の三澄ミコトが、“不自然な死”として研究所へ運び込まれた死体に向き合い、死の裏側にある謎や事件を解明するストーリーです。日本では数々の賞を受賞し、韓国でオリジナル版が放送された際には、現地でも人気を博していました。

 制作は韓国の会社「BIGWAVE ENTERTAINMENT」と「neostory」が担当。脚本やキャスティングは現在調整中です。前社は「そのすばらしさがすでに認められている、『アンナチュラル』をリメイクすることができて非常にうれしい。オリジナルの良さを生かし、韓国側2社の企画力・制作力とで、良いシナジー相乗効果が出せたらと思う」とコメント。また貴島さんと新井さんも、ともにコメントを出しています。

「愛していると言ってくれ」プロデューサー・貴島誠一郎さんコメント

 チョン・ウソンさんからの「愛していると言ってくれ」を韓国でリメイクしたいという長年のオファーがこのたび実現することになり、大変うれしく思ってます。SNSも普及していなかった1995年のドラマでしたが、コミュニケーションツールが大幅に増えた現代で、どんな表現で二人のもどかしい愛を描いてくれるのか視聴者として楽しみにしてます。

「アンナチュラル」プロデューサー・新井順子さんコメント

 「アンナチュラル」が韓国でリメイクされると聞いて、とてもワクワクしました。脚本の野木さんが紡ぎだした言葉、キャストが息を吹き込んだ登場人物、スタッフが生み出した世界観がどのようにリメイクされ発信されていくのか、一視聴者として完成の日を待ちわびています。BIGWAVE ENTERTAINMENT 社、neostory 社の高いクリエイティブ力によって、世界中の皆さまに愛される作品になることを願っています。

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