1992年公開の映画「ボディガード」がハリウッドでリメイクされることが分かりました。オリジナルは米俳優ケビン・コスナーと米歌手の故ホイットニー・ヒューストンが主演した恋愛ドラマで、ホイットニーによる主題歌「I Will Always Love You」が収録されたサウンドトラックは世界4500万枚を売り上げ史上最も売れたサウンドトラックとしても知られています(記事執筆時)。
脚本を担当することになったのはブロードウェイミュージカル「The Inheritance」でトニー賞11部門にノミネートされた他、各賞を総なめにしたマシュー・ロペス。マシューは自身のSNSで、リメイク版製作を公にした米VARIETY誌の記事画像とともに、「私はずっとオリジナル版を愛し続けます。そして次世代の映画愛好家にもこのストーリーをお届けできることに興奮しています」と主題歌のタイトルにかけつつ、作品への意気込みをコメントしています。
製作にはオリジナル版でも脚本とプロデューサーを務めた「スター・ウォーズ」シリーズの脚本家として知られるローレンス・カスダンのほか、「アラジン」(2019年)のダン・リン、ジョナサン・アイリックらが参加します。
主演2人は未発表ですが、クリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソン、チャニング・テイタムとカーディ・Bなどの組み合わせが浮上しているとのこと。
このニュースにネット上では「オーマイゴッド!」「素晴らしいニュース。待ちきれない」など喜びの声や名作なだけに「ダメー! どうして?」と拒絶反応を示す声との賛否両論が展開されています。反対派の多くは「ホイットニーの代わりはいないよ」「クールだし、曲がどうアップデートされるか興味ある。ただホイットニー・ヒューストンほど驚異的な歌手がキャスティングされてほしい。あの映画は彼女あってのもの」と2012年に突然の訃報で多くのファンにショックを与え、未だ根強い人気を誇るホイットニーの演技や劇中でのパフォーマンスが最高だったと考えているようです。
また、「リメイクは嫌だけど、もしリアーナがキャスティングされるんなら観てみたい」「お願いだからトニー・ゴールドウィンとケリー・ワシントンでリメイクして」などと、各々理想のキャスティングを思い描く人も多く見られました。主演2人のキャスティングや劇中歌がどのようにアレンジされるかなど、お楽しみ要素が多数あるリメイクとなりそうです。
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