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子育て世代の約5割が「子育てしにくい」 カラダノートが日本の子育て環境に関する調査を実施(1/2 ページ)
「病児保育が少ない」「授乳室が少ない」などいろいろな理由があげられています。
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子育て世代の約5割が「子育てしにくい」と感じている――。カラダノートが妊娠中および3歳未満の子どもがいるメルマガ会員を対象に実施した、「日本の子育て環境の満足度」の結果結果を発表しました。
日本の子育て環境に満足と回答した人は「医療費がほとんどかからない」「予防接種や健診への補助金がある」といった理由を挙げました。
一方で、不満と回答した人は、「職場の理解が得られず休みを取りづらい」「病児保育が少ない」「女性が子育てするものという概念が強い」「授乳室、エレベーターが少ない」「ベビーカーを利用しやすい場所が少ない」といった理由を挙げています。
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また、パパの育休の取得予定を聞いたところ、およそ3割が「取得予定」とした一方で、4割が「取得しない予定」と回答。背景には、収入の減少への懸念や、仕事が忙しく調整しづらい状況があることが分かりました。
ママの声から顕在化した6つの課題
(1)仕事と育児の両立
- 10年前よりは良くはなっているんでしょうが、職場の理解が得られず休みが取りづらい
- 病児保育が少ないため、子どもが病気になった時に休まなくてはならない。仕事を両立しやすいよう、そういったサービスが増えてほしい
(2)二人目以降の支援
- 昔よりいろいろ良くなっている気はするが、複数子どもを産むことの優遇措置が少ない。複数人子どもがいると、日々の育児も経済的に大変になるのは事実なので、優遇措置がなければ子どもは増えないと思う
(3)制度の簡略化
- 制度がわかりにくい。妊娠中など身体が辛いときに制度について調べるのは負担が大きかった
(4)出産・子育て関連の助成金
- 医療費の無料は満足している。分娩や育児にお金がかかるので、もっと補助してほしい
(5)育児におけるジェンダー平等
- 少しずつ改善はされているが、女性が子育てするものという概念が強い
- 協力的な男性が増えてきたけれど、外国の様に子育てを「権利」とは思っていない
(6)公共機関の改善
- 授乳室、エレベーターが少ない
- ベビーカーを利用しやすい場所が少ない
(高橋ホイコ)
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