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ハリポタ、『賢者の石』25周年でエリザベス女王とタッグ 物語に登場する“50ペンス”がファン垂ぜんアイテムに

イラスト版を担当したジム・ケイによるイラスト。

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 英作家J.K.ローリングによるファンタジー小説『ハリー・ポッター』シリーズ第1作目として1997年に発表された『ハリー・ポッターと賢者の石』。その出版25周年を記念した硬貨がイギリスの王立造幣局から発売されました。


この繊細な色遣いを再現するのに苦労したそうです(画像は王立造幣局のInstagramから)
製造工程も

 今回王立造幣局がお披露目したのは第1弾となるハリーのイラスト。これは同作のイラスト版で挿絵を担当したアーティスト、ジム・ケイによるもので、繊細で柔らかなタッチが最新のレーザープリント技術によって硬貨とは思えないほどリアルに再現されています。

 また、硬貨を傾けていくとある角度によってハリーの額の傷を想起させる“稲妻”や、数字の“25”が現れる潜像画像が施されています。これは単に楽しいだけではなく、偽物を判定する認証に役立ち安全性を高めるとのことです。

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裏面にはエリザベス2世女王とチャールズ現国王の肖像画(画像は王立造幣局のInstagramから)

 今回のコレクションに含まれる“50ペンス”硬貨は、日本円にすると約168円(記事執筆時)。世界的に珍しい七角形の硬貨で、作中ではハリーが初めてホグワーツで過ごすクリスマスにバーノン叔父さんとペチュニア叔母さんからのプレゼントとして贈られます。ハリーは愛情の感じられないプレゼントに鼻白みますが、親友のロンは珍しい形の硬貨に夢中になってしまうという、読者にとってはクリスマスの楽しいシーンを思い出させるものです。

 このコレクションは2022年から2023年にかけて販売され、ハリーのあとはホグワーツ特急、アルバス・ダンブルドア校長、ホグワーツ魔法魔術学校をモチーフにしたデザインが登場する予定です。前者2種の裏面には9月に亡くなったエリザベス女王、後者2種には現国王チャールズ3世の肖像が描かれます。

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