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「100両編成」の旅客列車でギネス認定 全長は1.9キロ(!)、スイスのレーティッシュ鉄道が運行(1/2 ページ)

妄想じゃないだと……。

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 スイス最大級の私鉄・レーティッシュ鉄道は2022年10月29日(現地時間)、100両編成の列車を運行し、ギネス・ワールド・レコーズによって「The longest narrow gauge passenger train」(世界最長の狭軌旅客列車)として認定されたと発表しました。


スイスのレーティッシュ鉄道が100両編成の旅客列車を運行しギネス認定。やっぱりみんなこういうの走らせたいと思いますよね(画像:swiss-image.ch)

 スイスの鉄道開業175周年を記念して実施したもので、列車は山岳地帯で世界遺産に登録されているアルブラ線を走行。通常は4両編成の列車を25編成連結した100両編成の列車は、全長1906メートル、総重量は約2990トンにもなります。


後ろが見えないほど長い(画像:BlickのYouTubeチャンネルより)

 列車は標高1788.3メートルのプレダから、全長約24.9キロ、標高差789.4メートルの山岳地帯を約1時間かけてゆっくりと下りました。列車の運行には7人の運転士と21人の技術者が携わり、円滑な運行を確保したとしています。それにしても、よく100両つなげてしっかりと制御できましたね……。

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よくここを走らせようと思ったな(画像:BlickのYouTubeチャンネルより)

 山岳地帯の鉄道は山道と同じように曲がりくねったレールやたくさんのトンネル、高架橋が見どころですが、今回の挑戦でも48の橋と22のトンネルを通過。最後部が見えないほど長大な旅客列車が山岳地帯をグネグネと走る様子は圧巻です。なお挑戦の模様はオフィシャルパートナーの現地メディアなどがライブ配信を実施し、アーカイブも公開しています。

大泉勝彦

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