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えっ、マルーンちゃうやん! 「白い」阪急電車もあった!? 100年以上続く阪急電車の「マルーンカラー」、本気すぎるこだわりとその裏側(4/5 ページ)

大好き「マルーンの疾風(かぜ)」! 阪急ヘビーユーザーの筆者が、阪急電車の“隠れ”魅力を愛でていきます。

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もうすぐ完全引退……「3300系」も今のうちにじっくり愛でましょう

 長い鉄道の歴史には、役目を終えて消えていく車両もたくさんあります。阪急電車にも「もうすぐ」完全引退となる車両があります。

 「3300系」は、1970(昭和45)年に開催された大阪万博の輸送用として大量投入された車両です。デビューは1967年。阪急電車の現役車両ではもっとも古く、当初126両が活躍、2022年現在も51両ほどが残っています。


最新型車両の1300系(左)と、現役車両で最も古い「3300系」(右)

3300系は、梅田~嵐山間で行楽シーズンの臨時急行としても運転された

 長く活躍する3300系ですが、あと5年ほど(2027年頃)で姿を消す予定だそうです。メンテナンスのかいあって車体のマルーンカラーも、車内も、今なお「きれい」を保つ3300系の勇姿も目に焼き付けておきたいところです。

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 特別な観光列車もありますが、やっぱり通勤・通学、毎日の足として普段使いされる、よく知っている「身近」感がいい阪急電車。だからこそ、細部、隠れたところにも込めていた工夫と愛を知るとさらにキュンとくるいうものです。「マルーンカラー」がいつもきれいで、愛される理由。乗ったらまた違う「愛」が見つかるかもしれませんね。皆さんもぜひ細部までじっくり観察し、愛でてみてはいかがでしょうか。


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