スイッチバックとループ橋がそろう「鉄道漫画の聖地」! 絶景「奥出雲」、熱烈スイッチバック鉄が企画した「鉄道マンガ展」に行ってきた:月刊乗り鉄話題(2022年11月版)(1/5 ページ)
わっ、もうすぐ終わりだ。面白かったからみんなも行ってみて! 木次線乗ってきて!
10月14日は鉄道記念の日、ということで「鉄道マンガ展@奥出雲」に行ってきました。ヒット作「鉄子の旅」「駅弁ひとり旅」や名作「終電ちゃん」「月舘の殺人」など、鉄道が描写される漫画を集めた展覧会です。場所は島根県奥出雲町の「道の駅 奥出雲おろちループ」に併設された「鉄の彫刻美術館」のホールと会議室です。
会期は2022年9月23日から2022年11月23日まで。わっ、もうすぐ終わりだ。面白かったからみんなも行ってみて(結論)。で、どこなの? 詳しく!!
ぐーるぐる~ 名物「奥出雲おろちループ」をゆく人気の道の駅
道の駅 奥出雲おろちループは、島根・出雲の名物・奥出雲おろちループの近くにある道の駅です。中国山地のど真ん中、国道314号線の広島県と島根県の県境の近く。約105メートルという大きな高低差を克服するために、とぐろを巻くようなループ橋があります。鉄道にもループ線ってありますよね。上越線や北陸本線にあるような。アレの道路版です(関連記事)。
ループは約2周、伝わるヤマタノオロチ伝説になぞらえて名付けられました。珍しい道路であり、中国山地のきれいな山並みを眺められることから、この施設そのものが観光地になっていてとても賑わっています。
道の駅 奥出雲おろちループには鉄道でも行けます。JR木次(きすき)線の三井野原(みいのはら)駅から徒歩で約15分。運行本数は少ないですけれど、木次線の車窓はすばらしい。奥出雲おろちループは木次線の車窓のハイライトでもあります。とぐろを巻き、赤く塗られた橋はオロチが火を噴く様子をイメージしたのだそうです。三井野原からこの橋を渡って道の駅へ行きます。
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