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「入浴中に浮き輪を使わないで!死亡事故も」 消費者庁の注意喚起が注目集める SNSで話題の“便利グッズ”に隠された危険性(1/2 ページ)

浮き輪は本来の用途で、必ず注意表示をよく読んで使用しましょう。

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 首浮き輪、浮き輪は入浴中に使用しないで!死亡事故も――。消費者庁による注意喚起が注目を集めています。浮き輪を保護者の目が子どもから離れる状況で使うのは危険です。

事故は首掛けタイプの「首浮き輪」だけでなく、他のタイプの浮き輪でも起きています(画像は公式サイトより)
消費者庁の公式アカウント

 消費者庁によると、本来は子どもが小さな頃から水に慣れたり、運動したりすることなどを目的としている乳幼児用浮き輪ですが、一部で「入浴時に子どもを浮かせて保護者の洗髪や他の子どものお世話ができる『便利グッズ』」として誤って利用されている例が確認されているとのこと。

 水に入っている以上は溺れる危険性があり、また声や音を出さずに静かに溺れる場合もあります。そのため消費者庁は「水に入れているときは、必ず手の届く範囲で、目を離さず見守ってください」と保護者に呼びかけています。

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 さらに関連して、話題になっているSNSなどのアイデアは、試す前に子どもにとって安全であるか注意深く確認する必要があるとしています。

 浮き輪使用中の事故は以前から複数発生しており、消費者庁と国民生活センターは2012年と2014年に注意喚起を実施。しかし、その後も事故情報データバンクや医療機関から事故情報が寄せられており、2017年と2020年には死亡事故も発生しています

実際に起きた死亡事故の例(画像は公式サイトより)
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