段ボール箱に入れられ、ゴミ捨て場に遺棄された子犬姉妹を保護、怯えていたが…… 少しずつリラックスしていく姿にホッとする【ギリシャ】(1/2 ページ)
3匹とも幸せになりますように。
段ボール箱に入れられ、ゴミ捨て場に捨てられていた子犬たちを保護。最初は怯えた表情を見せていましたが……。少しずつ保護主を信頼し、リラックスした表情を見せる子犬たちの動画がYouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で45万回再生を突破しています。
「3匹の子犬が捨てられている」という連絡を受けてゴミ捨て場に向かったのは、ギリシャのクレタ島にある保護施設「Takis Shelter」運営者のTakis(タキス)さんです。タキスさんは、ゴミの山に置かれたダンボール箱の中にいた子犬たちを発見しました。
生後約40日程に見えるという子犬たちは、タキスさんが手を差し出しても、おびえた表情で避けたり隠れたりするような反応を見せます。そんな子犬たちに「隠れなくて大丈夫だよ」と優しく声をかけ、1匹ずつ自分の車に連れて行くタキスさん。どうやら、3匹とも女の子のようです。タキスさんは「おそらく男の子は手元に置いて、女の子は捨てたのだろう」「恥ずかしくないのだろうか」とつぶやきました。
その後、子犬たちは怯えた表情のまま、タキスさんの保護施設へ。保護時、タキスさんが差し伸ばした手を避けるようにしていた子犬たちですが、信頼感が芽生えてきたのか、タキスさんが来るとしっぽを振ってよってくる姿を見せました。まだ少し警戒心を持っている様子ですが、「ゆっくりゆっくり、私を信じ始めてくれるはず」「そして3匹とも幸せになれるよ」とタキスさんは優しくコメントしています。
動画は3匹がごはんをパクパク食べているところで終了。タキスさんによると、ここが安全なところだと分かり、リラックスすることができているそうです。動画には「こんな子犬たちを捨てて、よくいつも通り眠れるね」「タキスさんは真のヒーローだ」「なんて美しい子犬たちなんでしょう」「タキスさん、助けてくれて本当にありがとう」など、称賛と感謝の声が寄せられています。
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