「オイ、戦車が道路走ってるぞ!?!?」 深夜に重量38トンの「戦車」を運ぶ自衛隊の特別任務にびっくり(1/2 ページ)
これがフツーの一般道・高速道路を……、トナリを走っていたらと思うとビビる……!
陸上自衛隊中部方面隊が、みんなの眠る深夜に行われる「戦車輸送任務」の裏側を公開。「かっこいい!!」「すごいプロフェッショナリズム」と戦車(を載せたトレーラー)が公道を走る世間離れした大迫力の様子に興奮した人が続出しています。
今回は公開されたのは、「戦車」を愛知県の守山駐屯地から滋賀県の今津駐屯地まで公道で運ぶ「戦車輸送任務」の裏側です。距離は約130キロ、普通車ならば2時間ほどの行程ですが、運ぶのは何せ重量約38トンに及ぶズドンと巨大な戦車。交通や日中の社会活動を妨げず、街の皆さんも驚かせないよう万全を期します。深夜の一般道と高速道路を慎重に走り、合計3泊4日分もかけて行う任務です。
ゴゴゴ……やってきたのは重量約38トンの「74式戦車」! 戦車を積載するトレーラーも幅3.29メートル、全長17.04メートルの巨体です。戦車を載せたら車幅いっぱい。前後に誘導車も走り、周囲の状況を常時把握しながら万全の体制を整えて移動するのです。
速度は高速道路でも「時速39キロ」。交差点では道幅いっぱいギリギリを使わなければ通れない「えげつない内輪差」があるのはもちろん想定内、トンネルでは「頭上の天井、左右の側壁スレッスレ」を華麗に通り抜けます。
こうして到着した今津駐屯地で戦車を降ろしてほっと一息。だれかが1つでもミスすれば大惨事の大問題、こんな最初から最後まで緊張しまくり必至の中でビシッとしっかり任務完了です。おつかれさまでした。
動画には「夜間の任務お疲れ様でした!」「輸送隊の仕事に憧れを感じました」「職人技に見入ってしまいました」などのコメントが多く寄せられていました。
(カナブンさん)
おすすめ記事
関連記事
なんでこんなところに!? 道の駅の駐車場に「新幹線」 福島で目撃された珍しい光景がネット上で話題に
駅は駅だけど……ナンデ!?「戦車を洗車してみた」 思い付くけれどなかなかできないあのダジャレ、ホントにやってみた! 「リアルガルパンだ!」
ふ、布団がふっとんだ! ……というか、でけぇぇぇ! 大迫力です!自衛隊にも「自動車教習所」があるってホント? 教習車はもちろん、どでかい「自衛隊トラック」!!
当然、「鬼教官」もいますよ!ティーガーが走ってる!? 重機を魔改造したレプリカ戦車がすごい パンターなど全6両のドイツ軍用車両を自作した猛者が話題に
迫力満点のレプリカ戦車たち。え、機関車が宙に浮いている!? 米国だからこそできそうな新造車両の輸送方法がすごい
高さ制限は、気にしません!
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.