タクシーの運転手さんにおいしいお店を聞いたところ……　思わぬ理由で教えてくれない漫画に共感と励まし（1/2 ページ）

　仙台で乗ったタクシーの運転手さんにおいしいお店を聞いたときの漫画に、読者から共感と「自信持って！」の声が寄せられています。北海道民が旅行に行くと言われることが多いそうですが、分かる気もします。

　作者のまめ（@bonjinmame）さんが仙台に旅行に行ったときのこと。タクシーの運転手さんに「仙台で牛タンがおいしい店ってどこですかね？」と聞くと、自信満々に「たくさんありますよ～」と答えてくれました。その後、どこから来たのか尋ねられたので「北海道です」と答えると、運転手さんは焦り始めます。

　「北海道の方は舌が肥えてるからな～」と言われてしまい、まめさんは本気で「そんな事ないです！」と叫びましたが、運転手さんの＜北海道の人＝舌が肥えてる＞という図式はなかなか壊れないようです。

　運転手さんは「あそことか～」と考えを巡らせたかと思うと「あっ、でも北海道に比べたら全然！ 全然普通ですよ！」と、謙遜の繰り返し。さっきまでの自信はどこに行ってしまったの！

　その後も運転手さんは「でも北海道に比べたらなぁ～」と言い続け、結局おいしいお店を教えてくれなかったそうです。

　おいしいものをいつも食べていると思われる北海道の人を前にして、地元のおいしいものを謙遜しまくってしまう運転手さん。確かに北海道にはおいしいものが多いけど仙台にもおいしいものいっぱいあるから、もっと自信持って！

　漫画には「親戚に北海道の人いるけどお土産に困る」「北海道には勝てないと思っちゃう」「仙台にもっと自信を持って」など、運転手さんへ共感と励ましのコメントが寄せられています。また、北海道出身の読者からは「大阪行った時に駅員さんに同じ事言われました」「同じような返事が返ってきます」といった、北海道民あるあるだとのコメントが寄せられています。

　作者はInstagramやブログにコミックエッセイを投稿しているまめ（@bonjinmame）さん。最新刊『凡人すたいる。 爆盛りスペシャルトッピング』が販売中、集英社のウェブマガジン「よみタイ」で『おもいっきり東京ライフ』を連載中です。

作品提供：まめ（@bonjinmame）さん