山でご飯を探しさまよう犬を保護、不安げな表情だったが…… 甘えるようになった姿に感動 保護主に話を聞いた(1/2 ページ)
リラックスできている姿にホッとします。
ご飯を探して山の中をさまよっていた犬を保護。保護直後は不安そうな表情をしていましたが……。ぐっすり眠れて、甘えるようになったワンコの姿がTwitterに投稿され、記事執筆時点で2万7000件以上のいいねを集めています。保護主であるmaruru(@hanamaru428)さんに話を聞きました。
maruruさんの職場は山の中。その日、職場のスタッフさんが外を歩いているガリガリのワンコを見つけ、maruruさんに連絡。maruruさんが現場に向かうと、ごはんを探してさまよっているワンコを発見しました。近寄ってもあまり逃げず、持っていたフードでガサガサと音をたてると、すぐに近寄ってきたそうです。
ごはんを食べている間に他のスタッフさんがお水と首輪、リードを持ってきてくれて、食べ終わるとすんなり保護できたとのこと。maruruさんの実家に連れて帰ることになりました。車に乗るのは少し怖がりましたが、車内では静かに座り、家に到着後もケージにすんなり入ってくれたそうです。
初めは不安そうにしていたワンコですが、疲れたのかすぐに就寝。maruruさんは保健所、市役所、警察に問い合わせましたが、該当する迷い犬の問い合わせは見つかりませんでした。
保護翌日に動物病院に連れていくと、推定1~2歳の男の子であることが判明。診察台でもおとなしくていい子だと獣医師にほめられたワンコに、maruruさんは「エース」くんという名前をつけました。
その後エースくんは引き続き、maruruさんの実家で過ごしています。エースくんは初日からとてもいい子で、慣れないお散歩でもmaruruさんを気づかう優しい性格。
maruruさんの父もエースくんを心配して早めに帰宅したり、従姉妹と姪も一緒にお散歩に行ったりと、家族みんなでエースくんに愛情を注いだおかげで、エースくんはおなかを見せて甘えるように! 保護して6日後には、初めて「ワン」「キュンキュン」という声も聞け、どんどん感情豊かになっています。あまり感情を出さないmaruruさんの父が「こんなに懐いちゃって困ってるよ」とうれしそうに言うほど、すっかり家族の一員となっているようです。
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