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新東名高速道路、全線開通は2027年度に見直し 神奈川県「高松トンネル」掘削工事が難航(1/2 ページ)

未開通区間は新秦野IC~新御殿場IC間の延長約25キロ。

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 中日本高速道路(NEXCO中日本)は、新東名高速道路の全線開通時期を2027年度に見直すと発表しました。


新東名高速道路の整備区間(画像:NEXCO中日本、以下同)

 新東名高速道路は新秦野IC~新御殿場IC間(延長約25キロ)が最後の未開通区間として残っており、山北町と松田町をつなぐ高松トンネルでは、脆弱な地山や断層破砕帯が確認されていることから、有識者に意見を得ながら地質に適した工事を進めています。

 新秦野IC~新御殿場IC間の当初の開通予定は2023年度としていましたが、高松トンネルの工事の難航により行程精査が必要な状況となっていました。精査の結果、開通予定時期を2027年度に見直し、安全を最優先に工事の進捗を図りながら工程短縮に努め、早期の開通を目指す方針を示しました。工事区間では全線にわたって橋りょうやトンネルなどの道路本体工事に着手しており、技術的課題はあるとしつつも、着実に工事を進めています。

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 新東名高速道路の海老名南JCT~御殿場JCT間は、2017年度以降、順次開通しており、海老名南JCT~新秦野IC間、新御殿場IC~御殿場JCT間は、2022年4月までに開通済みです。

大泉勝彦

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