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「人種差別に居場所はない」 W杯でPK失敗の黒人選手への差別発言、所属クラブが猛批判(1/2 ページ)
サッカー選手の人種差別被害は、2021年の欧州選手権の時にも発生。
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ドイツのプロサッカークラブ「FCバイエルン・ミュンヘン」は12月19日、TwitterとInstagramを更新。FIFAワールドカップ決勝戦でPKを外した同クラブ所属のキングスレイ・コマン選手に寄せられた黒人差別発言について、「スポーツだろうと私たちの社会だろうと人種差別に居場所はない」と猛批判しました。
12月19日未明(日本時間)に行われたFIFAワールドカップ・フランス対アルゼンチン。試合は3-3のまま延長にもつれこみ、PK対決へ。フランス代表のコマン選手とオーレリアン・チュアメニ選手がPKを外し、アルゼンチンが4-2で勝利しました。
BBCの報道によると、試合後、PKを外したコマン選手とチュアメニ選手のもとには、オンラインで人種差別的発言が寄せられていたということです。
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FCバイエルン・ミュンヘンはそうした被害を受け、TwitterとInstagramに「FCバイエルンはキングスレイ・コマンに対する人種差別的な発言を強く非難する」と投稿。「バイエルン・ファミリーは、あなた(コマン選手)を応援している」と擁護するメッセージを送りました。
同クラブの投稿には「最高のパフォーマンスだった 」「試合を変え、フランスを組織的に動かしていた」などとコマン選手を応援する声が寄せられています。
なお、サッカー選手への人種差別をめぐっては、2021年の欧州選手権でイタリア代表に敗北したイングランド代表の黒人選手に人種差別的発言がなされ、イングランドサッカー協会が非難する声明を出していたこともありました。
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