月額380円で保護猫を飼える「ねこホーダイ」が物議 「猫のサブスクか」「命をおもちゃにするな」(1/2 ページ)
特に物議を醸しているのは、会員になるにあたって審査やトライアルは不要としていることです。
シェルターの猫を飼育できる月額380円の会員制サービス「ねこホーダイ」が、SNS上で「命をおもちゃにするのは本気でやめて下さい」「猫を知り、本気で猫を思う人間には嫌な予感しかしません」などと物議を醸しています。
ねこホーダイは、中小企業ホールディングスの子会社「のら猫バンク」が12月15日に提供開始したもの。月額380円を支払えば、提携シェルターの猫を無料で譲渡してもらえます。特に物議を醸しているのは、会員になるにあたって審査やトライアルは不要としていること(※)。また、会員が飼っている猫を飼えなくなった場合には、提携シェルターが無料で引き取るとうたっていることです。
※公式サイトでは、「のらねこバンクでは里親様に年齢制限や単身者不可などの条件は設けておりませんが、完全室内飼育を条件としております。 また、状況によりご希望の猫を譲渡できない場合もございます」とも記載されています
公式サイトには、ねこホーダイを開始した背景について、「『猫を飼うなら一生責任を持って面倒を見る』これは当たり前のことですが、それだと高齢者や単身者は中々飼うことができません。それならその『責任』を誰かが代わりに負えばいいのではないか、そんな思いで作られた」と説明されています。
SNS上では、「猫をサブスクにするなんて倫理どうなってるの」「月額380円で飼うのも手放すのも可能って命を何だと思ってるの」「回転率が下がっても面倒な審査やトライアルは絶対大事だと思う」「簡単に飼えていらなくなったら引き取ってもらう?人気のある子猫ばっかり飼って大人になったり、病気になったりしたら交換なんてことがあり得るのでは?」など、批判の声が相次ぎました。
なお、ねとらぼ編集部では運営会社に問い合わせており、詳細について分かり次第、記事に追記する予定です。
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