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究極の“固めプリン”誕生 金属加工の職人技で作られた「金属でできた固めプリン」がうっとりする美しさ お値段は4万5000円(1/2 ページ)

ヒカルマシナリーの公式オンラインショップで販売開始しています。

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 山形県の金属加工会社・ヒカルマシナリーと京都府の企画会社・2時がコラボし、職人技が光る金属製プリン「金属でできた固めプリン」が誕生。ヒカルマシナリーのオンラインショップにて販売を開始しています。価格は4万5000円。

金属でできた固めプリン

 ある意味で究極の“固めプリン”と言えるこの金属製プリンは、アルミ、銅、真鍮(しんちゅう)、ステンレスと4種類の金属を使用。それぞれの色味を生かして、銅でカラメル、真鍮でプリン本体を作成しています。ちなみにカラメル部分はフタになっていて、開けると小物入れとして使える仕様です。

小物入れとして使える

 土台となるカップも含めて、全てのパーツを金属の塊から機械で1つ1つ削り出して作っています。ほれぼれするような見た目のクリームとさくらんぼは、金属を3Dで彫刻できる機械を使い、それぞれ表面をアルマイト処理により色や光沢感を調整しています。クリームのリアルなもったり感が素晴らしい……。

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 重さは約1.3キロ。金属ならではの光沢感や質感の違い、さらに経年変化も楽しめるとしています。

クリームはアルミの色味を生かしつつ、表面をマットに。さくらんぼはカラーアルマイト処理できれいな赤色に加工しています

 今回の企画は、ヒカルマシナリーの「金属の削り出し商品でワクワクする商品が作りたい」という思いから始動。多くのユニークな商品企画で注目を集める「2時」(関連記事)が企画発案と製品デザインを担当し、製作に型やプレスを使わない「金属でできた固めプリン」が生まれました。

金属製プリン本体の材料となった真鍮と銅
思わずうっとりする美しさ

 ヒカルマシナリーは機械部品や精密部品の設計・加工が中心で、そういった部品のほとんどは装置の中に組み込まれるため、多くの人は目にすることがありません。そこで、金属加工品の魅力を伝えるべく、一般向けの商品開発やSNS(Twitter:@HikaruMachineryInstagram:@hikaru_machinery)をスタート。オンラインショップでは“プリン”の他にも、オーダーメイドの「あなたの横顔でつくる グラス型置物」や「ペン立て」など、いずれも金属の塊から削り出して作られたグッズが販売中です。

ヒカルマシナリーの山辺工場(山形)
固めプリン製作では、機械に固定する治具もイチから作成。全てのパーツが1つ1つ削り出し
ヒカルマシナリーのTwitterアカウント
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