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「ディスコード」→「ヅァシヶョデ」などすごい誤植だらけで1月発売の書籍が発売延期に 著者「確認段階では問題なかった」(1/2 ページ)

なぜこんなことに……。

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 あさ出版から2023年1月10日に発売予定だった書籍『言語オタクが友だちに700日間語り続けて引きずり込んだ 言語沼』が、「ふじわらのふひと」→「びざろょぬびばて」など多数の誤植により1月24日発売に延期になりました。意味が分からなすぎる誤植ですが、著者は謝罪するとともに「発売前の確認段階ではなかった誤植」だったことを動画で説明しています。

言語オタクが友だちに700日間語り続けて引きずり込んだ 言語沼(出典:Amazon.co.jp

 

 あさ出版のサイトに掲載されている正誤表によると、確認された誤植は以下の通り。どれもふりがなに誤植が発生しています(正→誤の順)。

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  • 相好(そうごう)→相好(そうこう)
  • 本居宣長(もとおりのりなが)→本居宣長(むてえよぬよとか)
  • Pepper(ペッパー)→ Pepper(ペッパーくん)
  • 角回(かくかい)→角回(ぉきぉあ)
  • 白鵬(はくほう)→白鵬(ねきぺい)
  • 稀勢(きせ)の里(さと)→稀勢(かす)の里(こて)
  • Discord(ディスコード)→Discord(ヅァシヶョデ)
  • Slack (スラック)→Slack(ショチキ)
  • 藤原不比等(ふじわらのふひと)→藤原不比等(びざろょぬびばて)
  • 秋田喜美(きみ)氏→秋田喜美(かぽ)氏
  • UTF-8(ユーティーエフエイト)→UTF-8(ヤョツァョウビウアテ)
画像は書籍公式サイトから

 これを受け、著者である堀元見さんと水野太貴さんは、自身のYouTubeチャンネル「ゆる言語学ラジオ」で緊急報告動画を公開。かなり落ち込んだ様子で謝罪し、「印刷前のPDFのチェックデータでは発生していなかった誤植」であることを明かしています。

 あさ出版によると、誤植の原因については調査中とのこと。事実関係を確認し、改善策を講じ再発防止に努めていくとしています。ネット上では、PDF出力したファイルをIllustratorなどAdobeソフトで開いた際に起こる現象などではないかなど推察されていました。ただし、ペッパー→ペッパーくんのようにそれだけでは説明のつかないものもあります。

1月5日追記

 著者から再度の発売延期が発表されました。延期後の発売日は未定で、ルビの誤植の他に、注釈の誤記や誤植があったと説明しています。また2刷以降は別の出版社から販売の予定。

 ルビの誤植については、ユニークなフォントを使っていたところ、印刷所が対応していないフォントだったため、文字が規則的に後ろにずれたと出版社から説明を受けたとしています。

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