DIYで室温が約4℃上がる「マイホームの寒さ対策」が参考になる 効果絶大な簡単アイデアに「さっそくやってみます!」の声(1/2 ページ)
インテリアを邪魔しないのもうれしい。
冬は家の中が寒くてつらい、でもインプラス(内窓)を導入するには費用がかかる……。そんな悩みをもつ主婦が、安価で入手できる3つの断熱アイテムを使って自宅の寒さ対策をする動画をYouTubeに公開。動画は反響を呼び、記事作成時点で再生数が71万回を超えるなど話題になっています。
投稿者は、2児の母のちょびすけ(@chobisuke0815)さん。31歳で念願のマイホームを建てたちょびすけさんは、マイホームに関するお役立ち情報を中心に発信しています。
今回の動画では、マイホームの寒さ対策として、窓に使う3つの断熱アイテム「ビニールカーテン」「ハニカムシェード」「冷気カットパネル」を購入し、家じゅうの窓に設置する様子を紹介。いずれも安くて取り回しが簡単なだけでなく、透明や半透明のアイテムを選ぶことでインテリアの邪魔をしない点が魅力です。これならどの家庭でも取り入れやすそう!
「ビニールカーテン」はレースカーテンの裏に隠して使う
まずはビニールカーテンを洋室や和室の窓に取り付けて、窓からの冷気を防止します。
ちょびすけさんは、レースカーテンと窓の間に透明や半透明のビニールカーテンを取り付けることで、ビニールカーテンを目立ちにくくしています。取り付けてみると、寒い夜に窓からの冷気がぐっと減ったと実感しているそうです。
「ハニカムシェード」は夏も冬も使えるアイテム
続いては、ハニカムシェードを取り付けます。ハニカムシェードとは、断面が蜂の巣のような構造になっており、この蜂の巣構造が窓と部屋の間に空気の層を作ることで、冬は寒さ対策、夏は暑さ対策に役立つアイテムのこと。
ちょびすけさんは、小さめの窓につっぱり棒タイプの白いハニカムシェードを設置。その上にイケアの白いリルカーテンをつけることで、フレンチシックでおしゃれなインテリアに仕上げました。
「冷気ストップパネル」は出入りしたい窓にお勧め
最後に設置したのは、冷気ストップパネル。50センチほどの高さのパネルを窓際に置いて、窓からの冷気を防止します。
冷気ストップパネルは窓から外への出入りが自由にできる他、室内の日当たりにも影響しない便利なアイテムです。ちょびすけさんは使い勝手を考えて、庭とつながっている窓に冷気ストップパネルを設置。半透明なので、どんなインテリアにもなじみそうです。
実際に温度を測ってみると……
家じゅうに3つの断熱アイテムを取り付けたおかげで、寒さを感じなくなったというちょびすけさん。動画内では実際に窓際と室内でどのくらい温度が変わるのか、暖房なしで部屋の温度を測る実験をしました。
まずは室内にあった温度計をビニールカーテンと窓のすきまにセット。すると、35分経過した時点で温度は20.8度から17.1度に下がりました。同じ室内でも、窓際だと3.6度も温度が下がるとは驚きです。
次に、温度計の置き場所を窓際から部屋の中心に移動しました。すると今度は、たった5分で17.1度から19.0度まで上昇。一気に2度近く上がりました。
この実験で、窓がいかに外から室内へ冷気を運んでくるかが分かります。窓際に設置する断熱アイテムの有効性も理解できますね。
動画を見た人からは、「これから光熱費が上がるということで、いい情報を得られました」「寒くて悩んでいたからとても参考になりました」「早速やってみます」「知らないものばかりで勉強になりました」などの声が寄せられていました。
ちょびすけさんが購入したアイテムの詳細は、動画内で紹介されています。なるべく安い費用で住宅の寒さ対策をしたい人や、冬に節電対策をしたい人は、ちょびすけさんの動画を参考にしてみてはいかがでしょうか。
ちょびすけさんはこの他にも、YouTubeチャンネル「ちょびろぐ【おしゃれな家で暮らし隊】」やブログ「目指せ!フレンチシックオシャレな家づくり」、Instagramアカウント(@chobisuke0815)でさまざまなお役立ち情報を公開中です。
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