光回線来てないのにADSL終了でネット環境詰んだ → スターリンク導入で切り抜けた人が話題に、回線速度は下り200Mbps(1/2 ページ)
ただしときどき接続が切れてしまうもよう。
ADSLのサービス提供終了でインターネットの接続環境がなくなってしまったため、スターリンクを導入してネット環境を確保した人が話題となっています。導入費用や回線速度なども紹介しており、導入の機会があったら参考になるかもしれません。
スターリンクは、TwitterのCEOであるイーロン・マスクさんが設立した米国のスペースXが運用している衛星インターネットサービス。専用のアンテナを設置することで、空の見晴らしがいい場所であれば世界中のほぼ全域でインターネットへ接続できるようになります。
そんなスターリンクを導入したのは、ウォルテさん(@YF_YANDF)。契約しているプロバイダーが2023年3月末でADSLのサービス提供を終了し、光回線も来ていない地域だったため、1月に導入したものとなります。NTTが1月でADSLの提供を原則終了したことを偶然トレンドで見掛けて知り、このタイミングでツイートしたそうです。
ウォルテさんによると、回線速度はADSLに比べるとかなり速いとのこと。計測サイトでの結果も投稿しており、下り200Mbps以上、上り15Mbpsが出ています。
ただし、周囲の森が邪魔をしてときどき接続が切れてしまうとのこと。このため、ネットゲームなどは難しいとしています。また、海外アクセス扱いになるため、一部のサイトが使用できない場合も。
導入にかかった費用は、スターリンク本体が7万3000円、有線LAN接続アダプターが1万400円、一般的なパイプに接続するアダプターが1万600円、アンテナケーブルの40M版が1万8700円、月額が1万1000円(2回目以降は6600円になるはずとのこと)。計12万円以上かかってしまったようです。ただし、半額セールが行われていることもあり、タイミングが良ければ5万円程度で導入できるのではないかとしています。
なお、このツイートでは「自動で衛星を探してアンテナが動く」としていたものの、これは設置してから日が浅かったため仕様を把握できていなかったとのこと。実際は北向きが基本で、あまり動かないそうです。他にも、ツイートの内容と実際の機能が違う場合があるかもしれないとしています。
画像提供:ウォルテさん(@YF_YANDF)
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