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北別府学、帯状疱疹を発症していた 痛み、目の渇き、せん妄 妻が近況伝える「痛みもだいぶ和らいで」

回復を願うばかり。

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 元「広島東洋カープ」の投手で、現在は日本プロ野球名球会理事の北別府学さんの妻・北別府広美さんが2月4日に夫のブログを代理で更新。北別府さんが帯状疱疹に罹患したことを報告しています。


北別府さん。2021年8月にブログで公開された写真(画像は北別府学オフィシャルブログから)

 広美さんは、「基礎疾患のある主人は、免疫力が落ちていていますので生活の中でも気をつけておりましたが、このたび帯状疱疹に罹患してしまいました(原文ママ)」と報告。体の動きや口数が減っていたという1月後半に発疹が見つかり治療に入ったそうで、「中央から右半身に広がっていた発疹は、もう枯れた状態になり痛みもほとんどありません。手足に触るだけで痛がっていた痛みもだいぶ和らいできました」と現在は快方に向かっているといいます。

 調子が悪い日は1日中寝て過ごすこともあったそうで、広美さんは「なんとか快復してきて少しずつ口から食べ物を摂ることができるようになってまいりましたが、GVHDで攻撃された目の渇きが更にひどくなり中々ブログの更新も出来ず、皆様にはご心配を頂いていたと思います」と本人によるブログ更新が途絶えていた理由を説明。

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 また北別府さんは過去の闘病時と同じくせん妄状態になり、「今は私に向けてお前はダメ、着替えも下手くそ、悪態をつくような言葉がスラスラと出てまいります」と意識にない言葉が出ることもあるそうですが、「それを見て看護師さんとヨシヨシ、2人で悪態を受け止めましょう! 生きていればこそ!」と命あっての物種と前向きに捉えているとのこと。不意に我に返って穏やかに話すこともあるそうで、「次は主人が皆様にお礼の更新が出来る事をと信じております」と願いを込めて伝えました。


北別府さんの最新ショット。2023年1月19日のブログにて、孫を抱っこする姿(画像は北別府学オフィシャルブログから)

 北別府さんは2020年1月、ウイルス感染により発症する成人T細胞白血病であることを公表し、同年5月には息子をドナーに末梢(まっしょう)血幹細胞を移植。2021年3月には約1年2カ月ぶりにテレビ番組のコメンテーターとして現場復帰しますが、同年6月に転倒して側頭部のケガと尾てい骨を骨折し、11月には大腿骨骨折が明らかになり人工大腿骨にする手術を受けています。

 また2022年3月には腎臓の不調で入院しており、退院後の6月には感染症のため再び入院。同月中には広美さんが、「先日より体調が悪く、食事を摂る事もあまり話しも出来ない状態となっておりました」「感染症からくる敗血症だそうです」と北別府さんが敗血症と診断を受けたことを公表しましたが、7月下旬には無事退院しています(関連記事)。


2020年7月に撮影された入院中の北別府さん(画像は北別府学オフィシャルブログから)

 ブログ読者からは、「一刻も早く回復されることをお祈りしております」「北別府さんがご回復されてブログの更新されるのを楽しみにしていま」など北別府さんの早期回復を願う声や、「せん妄症状、びっくりしますし悲しくなることもありますが、それを受け止める前向きさ、その強さを心強く思います」「名球界入りを果たせる人は奇跡的な存在。北別府さんはそれをやってのけた人ですから、何度だって立ち上がれますよ。奥様という素晴らしくお茶目で心の暖かなサポーターがついてますしね」など応援メッセージが多く寄せられています。

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