餃子の王将、「タレ瓶の中に虫」動画の報道受けコメント　類似した事案がフランチャイズ店で発生と謝罪（1/2 ページ）

　王将フードサービスは2月9日、「餃子の王将」でタレの瓶に虫が入っている動画が投稿されているとの報道を受けて、フランチャイズ店で類似の事案が発生したとして謝罪しました。

　当該の動画は2022年10月に動画サイトに餃子の王将で餃子を食べた際に撮影したものとして投稿され、タレの入った瓶の中で虫が繁殖していたとして複数の虫が動いている様子を写していました。動画の説明欄では、店長を呼んだところ「どうもすいません」と言って、新しいタレ瓶と餃子に交換したと記されています。

　王将フードサービスは、報じられた動画のみでは事実確認できないとしつつも、動画が投稿された時期に、類似した事案がフランチャイズ店で発生した事実を確認したとコメント。当該店ではすぐにタレ瓶を交換し、店長から指摘した客に謝罪したとしています。

　また翌日に保健所に報告し、当該店で使用していた酢醤油などを全て廃棄し、容器・皿なども全て再洗浄したと説明。その後、調味料・タレ類の保管方針について説明し、保健所からは当該店の衛生管理状態は問題ないとの確認を受けたと述べています。

　この事案を受け、同社ではあらためて全店舗でタレ瓶などの衛生チェックを行い、同様の事態が他に発生していないことを確認し、また一層衛生管理を強化・徹底しているとしています。「今後、万一、本事案と同様の事象が発生した場合は、発生した店舗、フランチャイズ店舗の場合はフランチャイズオーナーに対して、厳正に対処いたします」