静岡県で珍しいナマコが見つかる →「ちょっと傷んだバナナ」にしか見えないと話題に　「ホワイトチョコバナナマコ」と名付けられ展示中（1/2 ページ）

　静岡県・清水町にある「幼魚水族館」の館長が珍しい白いナマコを公開し、Twitterで「ちょっと傷んだバナナだ」「バナナに見えた」「バナナ……？」などのコメントが寄せられ話題になっています。もう傷んだバナナにしか見えない……！

　マナマコの色彩変異と思われる白いナマコで、体の表面に目立つ模様が1カ所あります。それがまるで一部が傷んで黒く変色したバナナの果肉のようで、写真だけ見て見間違える人が続出しました。

　同県沼津の漁師さんが発見し、幼魚水族館の館長・鈴木香里武さん（@KaribuSuzuki）が情報を集めるためにツイートしたところ、約5000件のRTと1.3万件超の“いいね”を集めました。

　同時に「めっちゃかわいい」「これは見てみたい」と人気を呼んだこの白いナマコは、バレンタインデーにちなんで「ホワイトチョコバナナマコ」と名付けられ、同館で展示されています。

　鈴木さんは今回の反響に「みなさんがこんなに盛り上げてくださるとは…！」と驚いた様子で、現在はホワイトチョコバナナマコの白さがわかるように水槽を少し明るくしているとのことです。

　幼魚水族館は2022年7月7日、清水町の商業施設・サントムーン柿田川オアシス内にオープン。生き抜くために擬態する幼魚や、毒などを持つ危険な幼魚など、さまざまな幼魚たちが主役の水族館となっています。

画像提供：鈴木香里武（@KaribuSuzuki）さん