毎日ドア前で待っていた野良猫…… 家主と猫の不思議な出会い→「猫が私たちを家族に迎えてくれた」と喜びの声【米】(1/2 ページ)
猫はすべて知っていたのかもしれない。
毎日ドア前で待っている野良猫と家主の不思議な出会いが、米カリフォルニア州で撮影され、YouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で62万8000回再生を突破。「この子はあなたが仲間だと知っていたんだね。動物に選ばれるなんて特別な体験だ」や「この猫は家を手に入れる方法を知っていたのかな」などのコメントが寄せられました。
Jen(ジェン)さんがこの家に引っ越してきたのは数週間前のこと。そのときに家の近くの通りで、のちに「Patches」(パッチェス)と名付けられた野良猫に出会ったジェンさんですが、エサをあげたりなでたりはしなかったそうです。しかしパッチェスは最初から人懐っこく、ジェンさんのうしろをついていったりジェンさんの足に頭をコツンとぶつけたりしてきたとのこと。
それからパッチェスはほぼ毎日ジェンさん宅のドア前で待機するようになりました。その姿はまるで「ドアマン(パッチェスはメスなのでドアウーマン)のようだった」とジェンさんは振り返ります。
そうして出来上がったジェンさんとパッチェスの関係。なぜかパッチェスはジェンさんの家の中には入りたがらず、家の中に招待してもすぐに外に出たがったのだそうです。しかしある日、パッチェスが大ケガをして家の中に入ってきました。ジェンさんは急いでパッチェスを動物病院へ連れていき、パッチェスを家族に迎える決意をしました。パッチェスにはマイクロチップが入っていたものの、すでに登録期限が切れていたそうです。
こうして正式にジェンさんの家族になったパッチェス。ジェンさんはパッチェスが今まで通り自由に外へ出たいだろうと思い、首輪にGPSを着け、窓を開けていつでも外へ遊びに行けるように配慮しましたが、パッチェスはジェンさんの家族になって以来、家から出ようとしなくなったそうです。
ジェンさんは「猫に選ばれるという素晴らしい体験をした。まるでパッチェスが私たちを家族に迎え入れてくれたみたい」と締めくくりました。ジェンさんとパッチェスは現在も仲良く暮らしています。
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