家族旅行は「パワータイプ派」?「のんびり派」? 家庭に合った旅行スタイルを見つけたママの漫画にさまざまな旅行エピソードが集まる(1/2 ページ)
どちらもそれぞれに良さがある。
子育て中のママが“家族旅行について思うこと”を描いた漫画がTwitterに投稿され、記事作成時点で6800件の“いいね”を集めるなど話題になっています。家族旅行のスタイルは、家庭ごとにそれぞれなんだ……!
作者は、3歳のソンくんを育てているこげのまさき(@koge_diary)さん。今回の漫画は、ソンくんを連れて家族旅行をしたときに感じたことを、こげのさんの子ども時代のエピソードを交えながら紹介したものです。
こげのさんがソンくんを連れて家族旅行に行くときは、明るいうちに宿についてまったりと過ごすという「のんびり旅行」を楽しんでいます。こげのさんは旅行先の宿でくつろぎながら、「子供の頃の家族旅行はこんなじゃなかったなあ……」と懐かしく思い出していました。
そう、こげのさんが子供のころの家族旅行は、毎回朝4時起きが当然の「パワータイプ旅行」だったのです! 例えば沖縄旅行のときは、朝の道路は混むからと起きたら即空港へと向かい、車内で母が作ったお弁当を食べていました。当然、空港には朝6時ごろには着いてしまいます。ヒマだからと空港の端から端まで歩きまわり、ヘトヘトになったころに朝の便に乗っていました。
そして午前中に沖縄に着いたら、お父さんがレンタカーを運転し、息をつく間もなく美ら海水族館へ。その後も予定を詰め込み、連日早起きして夜まで遊んで、最終日の夜中に帰宅するというハードスケジュールの旅をしていました。
さらに、帰宅後の母は深夜までかけて家族全員×数日分の洗濯物を洗います。翌朝になると、全員何事もなかったかのように、父と母は仕事へ、こげのさんと妹は学校へ向かっていました。こげのさんは当時を振り返り、「親、まじで体力オバケだったよな……」と思うのでした。
かたや、現在のこげのさんの家族旅行では、いつもの休日と同じくらいに起きてのんびりと出発。ソンくんの好きな電車に乗り、夕方宿に到着してまったり過ごしています。
翌朝も一番遅くにチェックアウトしてケーブルカーに乗り、帰りたがるソンくんに合わせてそのまま帰宅。子ども時のころとは真逆のゆったりした旅行を楽しみながら、「家族旅行のし方ってそれぞれだなあ……!!」と感慨深くなるこげのさんでした。
自身の子ども時代の家族旅行について、パワー全開で色々なところへ連れて行ってもらい、親に感謝しているというこげのさんは。その上で、「(パワータイプ旅行とのんびり旅行の)どっちが良い悪いって話ではなく、旅のスタイルってまじ家族・人それぞれ!」と、どちらにも良さがあることを実感しているといいます。
漫画には、「私は完全にパワータイプだな~。とにかくできること全部したい!」「ソロだとパワー旅。嫁とだとまったり旅」「中間くらいが理想かな笑」など、さまざまな反響が寄せられました。時間いっぱい楽しむ「パワータイプ旅行」と、ゆったりくつろぐ「のんびり旅行」。それぞれに良さがあり、好みや状況に合わせて旅行を楽しんでいる人が多いようですね。
こげのまさきさんは、この他にもTwitterアカウント(@koge_diary)やInstagramアカウント(@masaki_koge)で、ほほえましいエピソードを描いた漫画やイラストを多数公開中。また、『むすことわたし全力まいにち!』をはじめとした書籍も販売中です。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.