おいしく食べた後のリンゴの種に“ある粉”を振りかけて育てると、リンゴの木が育っちゃう!? そんな驚きのガーデンハックがInstagramに投稿され、「やってみたい」「すごい!」と話題に。記事執筆時点で動画は75万回以上再生され、1万2000件を超える“いいね”を獲得しています。
リンゴを種から育てる方法を紹介
動画を投稿したのは1人でも多くの人に“野菜のおいしさと園芸の楽しさを知ってもらいたい”と、SNSに野菜や果物の育て方、家庭菜園のコツなどを投稿しているそらベジガーデンハック(@sora_gardenhack)さん。
以前はカルディで買ったお菓子からヤシの木を育てる方法や、スーパーで買ったレモンの種が立派に成長する姿を紹介してくれました。
そんなそらベジガーデンハックさんは今回、リンゴの育て方を紹介してくれます。DMやコメントで植物に関する質問や相談、動画のリクエストを受け付けているそうですが、リンゴの育て方は1番リクエストが多かったのだとか。
リンゴの種を無事に発芽させる秘密兵器は「シナモンパウダー」!?
まずはリンゴから種を取り出し、湿らせたキッチンペーパーの上にセット。そしてカビの発生を抑えるため、種にたっぷりとシナモンパウダーを振りかけます。その後はキッチンペーパーを折りたたんでジップロックに入れ、2週間以上冷蔵庫に入れておきましょう。
2週間後。種を冷蔵庫から取り出し確認すると、しっかりと芽が出ていました。発芽が確認できたら土の入ったポットを用意し、種の割れた部分を下にして土に埋めます。そして土を水で湿らせ、鉢にやさしくラップをかぶせてあたたかい窓際に置いておきましょう。
たくさんの小さなリンゴに感動!
さらに1カ月後、様子を見てみると……鉢にはたくさんの小さなリンゴが生えていました! いつもは何気なく捨ててしまう種から芽が出るなんて、考えただけでワクワクしてしまいます。そらベジガーデンハックさんによると種まきのおすすめ時期は2月で、この倍くらいの大きさになったら1本ずつ植え替えてあげると良いのだとか。
なおリンゴは実がなるまでに年数がかかり、さらに自分の花粉では受粉しない性質を持つ品種が多いそうです。なので、1本だけ植えたり同じ品種を植えたりするだけでは実を収穫することは難しいようですが、観葉植物として育てるだけでも十分楽しめそうですね。
「リンゴを植えてみよう」の発想はなかった!
動画には、「これまで植えてみようという発想がなかったですが、やってみたくなりました!」「え〜凄いなぁ〜やってみます!ありがとうございます」といったコメントが寄せられています。
そらベジガーデンハックさんはInstagram(@sora_gardenhack)とYouTubeチャンネル「そらベジ ガーデンハック」に、すぐにでもやってみたくなる野菜の作り方や豆知識などを投稿しています。書籍『おうちで大収穫! 世界一カンタンな野菜のつくり方』も販売中です。
画像提供:そらベジ ガーデンハック(@sora_gardenhack)さん
(三日月 影狼)
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