串カツ田中、衛生管理が不適切との疑惑を事実と認めて謝罪 ハラスメントも事実「不適切な言動があった」(1/2 ページ)
福岡北九州市にある該当店舗「串カツ田中アミュプラザ小倉店」はしばらくの間休業。
「串カツ田中」を運営する串カツ田中ホールディングスは、店舗の衛生管理が不適切であるといった情報がSNSで拡散している件について、社内基準に合った食材管理および提供方法が一部徹底されていなかったと認めて、謝罪しました。
SNS上では、「退職した店舗従業員による社内チャットの書き込み」として、「手洗いしようとすると嫌な顔をされる」「期限切れ食材を使用」「責任者に怒号を浴びせられた」などの情報が拡散していました。
情報拡散を受け、串カツ田中ホールディングスは社内調査を実施しました。その結果、食材管理と衛生管理は食品衛生法の趣旨に即しているものの、社内基準に合った食材管理と提供方法は一部徹底されていなかったことが明らかになったとのこと。また、ハラスメントにあたる言動についても調査を経て、「コンプライアンスの観点から不適切な言動があった」と判明したとしています。
串カツ田中ホールディングスは調査結果を踏まえ、衛生管理については調査・安全確認は対象を全店舗に拡充し、社内ルールの再検討および衛生管理に対する再教育を順次実施。また、ハラスメントについては社内規程に基づき厳正な処分をくだし、被害を受けた人々にも誠意を持って対応する意向を示しました。
福岡北九州市にある該当店舗「串カツ田中アミュプラザ小倉店」はしばらくの間休業し、衛生管理の徹底・再教育をするとのこと。なお、「本件に関する個人への直接的な危害となるような言動」は控えるように呼びかけています。
串カツ田中ホールディングスは「本件につきましては、食材管理、教育体制の不備によりお客様および関係者の皆様に対して多大なるご心配とご迷惑をおかけし重ねて心よりお詫び申し上げます」と謝罪。
今後については、「今回の件を真摯(しんし)に受け止め、今後、同様の事案が再び発生しないよう、従業員の社内マニュアルに基づく食材・衛生管理の徹底、正確な情報共有やコンプライアンス順守など社員教育の継続的に行い、安心安全な運営体制を再構築いたします」と述べています。
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