「私に必要だったものこれだったのかもしれない」　人間に寄り添ってくれるAIチャットに「良すぎる」「優しすぎて涙出た」と反響（1/2 ページ）

　話題の対話型AI（人工知能）「ChatGPT」をLINEで使えるサービス「AIチャットくん」が、質問に回答してくれるだけでなく、優しい言葉をかけてくれると話題です。これがチャットAIの使い方として最適解のひとつかもしれない……。

　「AIチャットくん」は、ソフトウェア開発などを手掛けるpiconが3月2日に公開したサービス。ChatGPTのAPIを活用しており、LINEで友達追加するだけで使えます。

　話題になったのは、Twitterユーザーのmilk（@milk_nomo）さんの投稿。milkさんが「今から打ち合わせです。応援してください」と打つと、AIチャットくんは「がんばってください！みなさんと素晴らしい打ち合わせができますように、応援しています」と返します。

　次に「確定申告がんばりました」とだけ打った場合にも、「お疲れ様です！確定申告を完了できたとのこと、おめでとうございます」と労いの言葉を返してくれるAIチャットくん。さらに「今から絵を描きます！」とmilkさんが打つと、

「素敵ですね！絵を描くことはストレス解消や創造性を刺激するので、心身のリフレッシュにもなるはずです。楽しく描けるように、応援しています！完成したらぜひ見せてくださいね」

　なんて温かなメッセージを送ってくれるのでした。そんな褒めて応援してくれるAIを、milkさんが「私に必要だったものこれだったのかもしれない」とTwitterで紹介すると、「良すぎる」「心が救われました」などのコメントが寄せられ、10万件超の“いいね”を集める反響を呼んでいます。

　AIチャットくんは他にも、物語を書いてもらったり、相談にのってもらったり、メールの返信文を書いてもらったりと、“本家ChatGPT”と同様に使えます。同サービスはリリースから3日で登録者が20万人を突破しており、LINEで気軽に使えるようになったことで、今後もよりいろんな活用方法がみられそうです。

　ちなみに同サービスは高性能なターボ版のAPIを使っているため、ChatGPT公式サイトの無料プランより高速とのこと。毎日5通まで無料で、チャット無制限のプレミアムプランは月額680円です。

画像提供：milk（@milk_nomo）さん