部屋の壁に「こびとの角部屋」があったら……？　ワクワクする世界観のミニチュア作品が驚きのクオリティー（1/2 ページ）

　部屋の中に“小さな友だち”が住んでいたら？　そんな世界観がすてきなミニチュア作品「こびとの角部屋」が驚きと感動を呼んでいます。作者は、ミニチュアアーティスト、コマ撮りアニメーター、トリックアート作家として活動するアーティストのMozu（@rokubunnnoichi）さん。

　部屋の中にある小さな窓を覗くと、ビックリするくらい生活感のある部屋が現れます。テレビがつけっぱなしで、PCやヘッドホン、台所や暖房器具まであり、ひとり暮らしのこびとさんが本当に暮らしていそうでワクワクします。

　部屋のなかにあるのは、小さな画面に動画が流れるテレビや、暖かそうに光る暖房器具や電子レンジといったさまざまな家具から、より小さな本やリモコン、スマホまで。どれも丁寧に作り込まれたミニチュアが小さな部屋の中に詰まっていて、何度も繰り返し見たくなります。あまりにリアルで、のぞき込む自分がまるで巨人になったみたい！

　Mozuさんによると、制作期間は約4カ月。「すっごい生活感ありますね」「ずっと見ていられる」「夢がある」「居心地良さそうで、遊びに行きたくなる」などの声が寄せられています。

　今回の作品は、“こびとシリーズ”の第14弾で、以前にはコンセントの中を開けると現れる「こびとの秘密基地」や、照明スイッチを押すと小さな部屋が見つかる「こびとのベランダ」などの作品が話題になりました。各作品の詳しいメイキング動画はYouTubeチャンネル「Mozuのミニチュア制作記」にて公開中です。

　ちなみに現在は、Mozuさんのミニチュアやイラストなどの過去作品が数多く展示される展覧会「Mozu アートワーク－ちいさなひみつのせかい－」が広島三越（広島市）にて開催中です。期間は4月2日まで。

動画提供：Mozu（@rokubunnnoichi）さん