「保湿しないと10年後にシワになる」だとうるせえとしか思えなかったけど……？　“違う言い方”でやる気になれた話が示唆に富む（1/2 ページ）

　日常のハッとするような気付きを与えてくれるツイートを、イラストとともにご紹介する企画「その視点はなかった」。今回は脅すよりも勧めてほしいよね、というお話です。

いま役に立つならやる気になれる

「保湿しないと10年後にシワになりますよ！！！」はなんで脅されながら暮らさなきゃいけないんだうるせえな……って全然やる気にならなかったんだけど、「乾燥すると肌に異物が入りやすくなって痒みや荒れが出る」ってきちんと“今”の話教えてもらったら「保湿したほうが快適に過ごせるな」って納得した

（からすさんのツイートより）

　からす（@wokalas）さんのお話。お肌のお手入れについて「お肌の保湿を続けないと、10年後にシワができますよ」といわれても、なぜ脅されてまでやらなければならないのかと、やる気が出なかったそうです。ですが「お肌が乾燥すると異物が入りやすくなり、それがかゆみや肌荒れにつながる」と、未来ではなく今の話を聞かされ、「お肌の保湿をした方が、今を快適に過ごせるのだな」とやる気になれたそうです。

　確かに「将来になって困るからやった方がいい」よりも「今やればこんないいことがあるよ」と言われた方がポジティブで、説明を受ける側としては得心が行くことでしょう。誰かに勧めたい話や説得をする際に、積極的に取り込んでいきたい話法ですね。

　このツイートには「『日焼け止めしっかり塗らないと後でシミが出来ちゃうよ！』って言葉には昔反発心あったけど、『シミもだけど肌の老化が早まって同年代より老けて見えますよ。』には戦慄したし、多少昔よりは日焼け止めを意識してる」「怖い未来の話じゃなくて、今の話してくれた方が響くし行動を変えやすいんだよな……!!」「美容はぜいたく、不要だと思っている方にも、保湿の大事さを伝えるために。その人の肌や体質、生活スタイルなんかを加味して説明の仕方を変えている。ざっくり言えば心身の健康のためだ」など、同意の声が寄せられています。

記事：たけしな竜美（@t23_tksn）

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