「今日からがんサバイバー」　秋野暢子、7個のがんを“退治完了”で希望あふれる「新しい命を頂いた」（1/2 ページ）

　食道がんを公表していた俳優の秋野暢子さんが3月17日、内視鏡オペを終えて退院したことをブログで報告。「今日から名実ともにがんサバイバーになりました」と晴れやかな思いをつづっています。

　秋野さんは2022年6月にステージ3の頸部（けいぶ）食道がんの治療を開始。ブログでは“鬼退治”と称してがん治療に取り組む姿を発信しており、4クールの抗がん剤治療と全30回の放射線治療を受けた結果、同年12月には目に見えるがんが全て消滅したことを報告していました。

　2023年2月には内視鏡検査で「怪しい鬼らしき物」が食道下に見つかりましたが、3月14日には切除手術（食道内視鏡的粘膜下層剥離術）が無事に成功（関連記事）。療養期間を経て、この日エントリでは「さて遂に退院の日を迎えました」と感慨深げに退院を報告しています。

　秋野さんは、「昨年の6月に見つかった5個の重複がん 実はその時には、既に今回の内視鏡オペでとった物を入れると7個あったということでした」と7個のがんを取りきった闘病の日々を回顧。「ステージIIIの頸部食道がん とても、シビアな状態から今日の日を迎えられたのはお医者様、技師さん達の努力と技術。看護師さん達の献身。応援して下さる皆さんの祈り。ちょぴり、暢気な私の性格。全てが重なり、新しい命を頂いたと思います。今日から名実ともにがんサバイバーになりました」と闘病の力になった全てに感謝しながら“鬼退治完了”を伝えています。

　また最後には、「私が描いた『希望』という絵です」と美しい鳥が描かれた自作絵を公開した秋野さん。ブログ読者からは、「退院おめでとうございます 秋野さんの生き方，考え方から勇気と元気を頂いております」「気持ちも新たに、一段とパワーアップした秋野さんが拝見出来るかと思うと、心から嬉しいです」「私もサバイバーです。多くのサバイバーに希望と勇気を有難うございます！」「いろんな才能に溢れている暢子さん、これから益々のご活躍を楽しみにしています」など祝福メッセージが多く寄せられました。