「事実でないゴミニュース」　ダルビッシュ有の弟・翔、報道された“兄弟の感動エピソード”を全否定　「兄貴に泣かれてない」「色々失礼」（1/2 ページ）

　ダルビッシュ有投手の弟・ダルビッシュ翔さんが3月16日にTwitterを更新。あるウェブメディアに掲載された“兄弟仲”に関する記事に対して、「事実でないゴミニュースをよくもまーこんな当たり前に書けるよな」と苦言を呈しています。

　同メディアは16日、「ダルビッシュ有『俺が野球やめたらいいんか？』逮捕11回の実弟を変えた“涙の訴え”」と題して、華々しく活躍する有投手と逮捕歴がある翔さんを対比する形で“兄弟仲”を掘り下げた記事を公開。

　有投手がオフシーズンに帰省した際、「俺が野球やめたらいいんか？」と涙ながらに更生を訴え、翔さんが泣きながら謝罪したという感動的な兄弟エピソードを「スポーツ紙記者の証言」として掲載していました。

　翔さんは同記事を引用し、「事実でないゴミニュースをよくもまーこんな当たり前に書けるよな」とあきれぎみに報道内容を否定。「この記事のなにが問題かって、兄貴に泣かれてもないし、色々あっても野球を貫いてきてるわけで、色々失礼」と自身が感じる問題点を批判しており、「嘘の話で感動させてほしくない。メディアは変化するべき」と嘘を交えて美談に仕立てあげた点を糾弾しています。

　翔さんは登録者数20万人を超えるYouTuberグループにして“メディア”の「ワルビッシュTV」メンバーとして活動中。

　有投手がWBC出場のために帰国していた期間は兄弟の交流が増えていたようで、2月22日には有投手が「ワルビッシュさんと」と翔さんとの2ショットをTwitterで公開。翔さんも有投手の活躍をチェックしており、3月16日には「ホームランは打たれたけど、ダルビッシュは確実に調整してくる。兄弟とかじゃなくて俺一ファンでファン歴長いからわかる」と“兄のファン”としてツイートしていました。