フィギュア宮原知子、競技引退から1年が経過 プロ転向後も「スケートへの愛を噛み締める日々」(1/2 ページ)
世界フィギュアスケート選手権ではレポーターも担当。
フィギュアスケーターの宮原知子さんが3月27日にブログを更新。25歳の誕生日を迎えたことを報告するとともに、競技引退から1年が経過した現在の心境を伝えています。
世界フィギュアスケート選手権が26日に閉幕。翌日にブログを更新した宮原さんは「世界選手権の興奮が冷めやらぬ中の投稿、失礼致します」と切り出し、「少し遅くなりましたが、26日に誕生日を迎えました。昨年のこの日に競技引退を公表して一年が経ちました」と報告しました。
選手時代について、宮原さんは「本当に毎日毎日無心にスケートをし、シーズンが始まったかと思うとあっという間に一年が過ぎてしまう、そんな感覚でした」と回想。競技を離れてからも「あっという間」に時が流れたといい、「スケートや自分についてのこれまでを振り返ると同時に、『現在』を客観的に見ることができ、どれだけ自分がたくさんの方々から支えられているのかということを実感しました」と胸の内を明かしています。
「出演できるアイスショーには全部出たい! と張り切って歩み始め、それを実現することができ、幸せとスケートへの愛を噛み締める日々を過ごすことができました」と宮原さん。「アイスショーや海外を含む練習拠点を巡る中で、関わる全ての方々の優しさを感じ、仲間の大切さも実感しました」ともつづっています。
結びには、「国内外あちこちを旅した怒涛の一年でしたが、たくさんの学びがあり、充実した一年でした」とあらためてプロ転向後の日々を回想。「三帰依文」という教えに感銘を受けたことを伝えながら、「これからも真摯に、自分らしく、日々精進してまいります。今後ともどうぞ宜しくお願い致します」と意気込みを記しました。
宮原さんは選手時代、2014年~2017年の全日本フィギュアスケート選手権で4連覇。2016年のGPファイナルでは前年に続き2位で表彰台に上がり、同年の四大陸選手権で優勝、2018年の平昌オリンピック個人戦では4位に入賞しています。
現在は国内外のさまざまなアイスショーに出演しており、2023年3月20日~26日にかけて行われた世界選手権では、ともに競技を引退した田中刑事さん、横井ゆは菜さんとスケート連盟の公式Instagramの更新を担当。大会ではレポーターとしてのインタビューも担い、持ち前の英語力で海外の選手たちとの対話もスムーズにこなす姿に、SNS上では「選手達の生の声を引き出してくれる」「アナウンサーには引き出せないものを見せてくれる」と拍手が送られていました。
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