音大生が教える「難しすぎて人類には弾けないピアノ曲」がマジでヤバい　1位は指20本でも弾けない難曲（1/2 ページ）

　音大生が紹介する「難しすぎて人類には弾けないピアノ曲」がとてもヤバいラインアップとなっています。魔法でも使わないと、そうは指が動かなそう。

　「人類には難しすぎて弾けない曲TOP3」との動画をYouTubeに投稿したのは、なで肩のモDさん（@modinadegata）。東京音楽大学特別特待奨学生2年在学中のピアニストです。

　第3位はリスト作曲「ラ・カンパネラ」。CMで使われたり、太鼓の達人に収録されたりしているので、聞けば知っている人も多いでしょう。この曲を聴いてピアノを始める人も多いですが、実は難曲。弾きこなすには7000時間以上の練習が必要です。

　第2位は、バラキレフ作曲「イスラメイ」。世界最難関ともいわれる曲で、連打が大変なことになっています。

　しかしながら、上記の2曲は、まだ弾ける人類が存在する曲です。第1位は本当の難曲です。精神統一をしてから演奏に臨みます。

　第1位は「RUSH E（ラッシュE）」。2018年ごろにYouTubeに投稿された機械演奏による曲です。名前の通り「E」つまり「ミ」を連打しますが、後半になるにつれて連打の速度や音数が激しくなっていきます。最後には人間が弾けないほどの音数と速さになります。

　なで肩のモDさんが動画で演奏しているのは、冒頭部分のみ。後半は音大生の技術をもってしても弾きこなすことはできないようです。というか、全ての鍵盤を同時に押しているような……。

　このすさまじい難曲はYouTubeで聞くことができますので、気になる方は聞いてみてください。

　なで肩のモDさんは、もう少し先の「Rush E」を弾いた動画や、原曲のほぼ倍で「ラ・カンパネラ」を弾いてみた動画も投稿しています。人類とは思えない指の動きをしています。

映像提供：なで肩のモD／Modi's piano（@modinadegata）さん

（高橋ホイコ）